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テニス雑記 ATPツアーのマッチレポを中心に書いていきます。普通の日記も気が向いたら書くかもよ!

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今後

さて、全仏終わりましたね。
ちなみにささやかなことに気づきました。

ナダル2005の全豪時の体重→74キロ
2008全仏時→85キロ

11キロアップ。これは相当がんばりましたね笑
スピードとしなやかさを落とすことなくパワーアップしましたね!本人とトレーナーの努力でしょう。
もとからあったバランスの良さ(しかし、小さいころから意識してトレーニングしてたようです)に、さらなるフィジカルの強さが加わり、並みのラリーじゃほとんど体勢が崩れませんよね。球の重さは言うまでもなく。フェデラーとかジョコビッチが左右にふっても適切な打点で打ってしまうので、クレーじゃいたちごっこですね。
やっぱ早い攻めだ。神尾さんや柳さん曰くこれからのキーワードは「時間」だそうです。

23日からは全英ですか。NHKのBSでの放送はないようですが、総合ではちゃんと放送するようです。WOWOWに入ってない人はよかったね!自分も無料体験終わったのでよかったです。
WOWOWは来年になったら加入を考えたいです。どうやらテレ東が全仏の中継をやめたようなので。錦織君次第ではよみがえりそうですが。
受験勉強の兼ね合いから試合レポに関しては準決はできれば、決勝は必ず書こうと思ってます。
早いラウンドの試合はオープニングマッチのフェデラーと、錦織君の試合だけは見る予定です。
ちょっと男子だけとはいえ全仏を見すぎてしまいました。
アメリカ勢がどれだけやれるか気になるところです。
日記 | 投稿者 ギレルモ 23:54 | コメント(4) | トラックバック(0)

ナダル vs フェデラー ~パーフェクト・ビクトリー~

試合前にレジェンド勢揃い。ジョコビッチ戦に続き注目度抜群。
今のナダルはハンブルグの時と完成度が違う。
完全に今はめざせ4連覇バージョン。特に柳さんが指摘していたバックのクロスはハンブルグではそこまで打ってなかった。
で、フェデラーはどうか。劇的な変化はないものの、解説陣いわくバックでスピンで打つことが増えたらしい。
ナダル相手にこれが有効なのかは不明。これが浅くなったら厳しいってさ!


■ジョコビッチ症候群

攻めたいフェデラーに対してナダルはしっかり球を返す。
あいかわらずバックは強く、フェデラーもおそらく内心ビックリ。回り込みフォアじゃないぶんナダルは打った後のオープンスペースへのカバーも若干早くなるのでこれは厄介。
どうするフェデラー。で、ナダルはフェデラーの厳しいサーブをことごとくレシーブ。ただ浅いのでフェデラーがアタックするものの、ネット。
つい最近見た光景。そうしたミスもありナダルがいきなりブレーク。

これは早くブレークバックしたいフェデラー。このゲームでは果敢に早い攻めに強打。まさにジョコビッチ作戦。
が、ジョコビッチと同じように点でうまくいくが、それが線とならない。すなわち、途切れ途切れでしかできないので競るんだけど肝心なところでミスしてしまう。よってナダルがキープ。

ここのサーブは絶対キープしたいフェデラー。ナダルの今日のレシーブは神レベル。厳しいコースに来てもフォアでは深い所に返すし、触れば上出来なアドサイドのセンターへのフラットがきてもバックでうまくレシーブ。ただこれはキレイに返すこと自体凄いのだが浅いので、フェデラーはこれをアタックしたい。セカンドではほとんど優位が作れていなかった。
で、このゲームではファーストが厳しいところに打てたので比較的楽にキープ。

ナダルはサーブは速くないものの回転の量や球種を変えることで、フェデラーのバックに簡単なミスを誘発させていた。いうまでもなくナダルはフツーにキープ。

ここから悪夢がスタート。フェデラーはファーストをナダルに神レシーブされラリーを強いられる。例のバックが浅くなったところをナダルに攻められる。
さらにナダルは噂のバックでダウン・ザ・ラインに強打。
これは過去3回の対戦でそんなに見られなかったのでは?
これではいけないとフェデラーネットへ出撃。しかしナダルのわざと1本打たせる球がクソうまい。フェデラーはかなり低い打点でボレーさせられ、次の球で楽々パスをされてしまう。これだけやられたこともありナダルがブレーク。
ゲームカウント3-1。

ここからはフェデラーがナダルに押されることもあるが、精神的なものでミスを連発。一気にナダルにゲームをとられてしまい、ナダルがなんと6-1で第一セットを先取。
フェデラーはジョコビッチみたいにきっかけがあれば復活するだろうと。ジョコビッチ症候群のワクチンは、ずばりナダルのサーブをブレイクすることかな。


■自信を取り戻せ!

あいかわらずフェデラはミスが多く、ナダルが2-0でリード。
しかしナダルサーブでついにフェデラーがらしさをみせる。
早い攻めがついに実を結び、ナダルに良い体勢で球を打たせる暇を与えずついにブレーク。

ここからはフェデラーが復活。浅い球をアングルへ打ち、返ったきた球をネットでしとめる。ボレーの角度のつけ方が絶妙で、テニスお化けぶりをようやく発揮。


■悲しいお知らせ

フェデラーがこのままいっちゃうのかと思いきや、今回のナダルは目指せ4連覇バージョン。フェデラーがアタックをためらった時はすかさず主導権を握る。そしてフェデラーのネットプレーに対してもことごとく低い打点で打たせ、フェデラーに再び混乱をもたらす。結局ナダルがブレークしてこのセットもナダルが6-3でとる。


■チャンピオンロード

ここまでボコボコにされるとヘコまざるおえないフェデラー。良いサーブを打っても神レシーブ。ストロークでせめても、ナダルが持ち前のフットワークで良い体勢で打ち、有利な状況が作れない。守れば後は攻められるだけ。ネットにでても神・低い打点でボレーさせるショットを打たれ、やってられない状況に。
よってあっという間に試合はなんと6-0で終了。
ナダルが全試合ストレートで全仏制覇!
おめでとう!!!


■感想

ナダルは本当に強かった。フェデラーはがんばっていたが、やはりジョコビッチと同じように早い攻めのミスが減らせられなかった。コレが決まらないと始まらないぜみたいな。相手あってのことだからこれだけが原因ではないだろうが。。

ナダル攻略への答えはやはりハンブルグのジョコビッチ。
とにかくハードのように時間に余裕を与えないこと、サーブとボレーの出来に高次元の質を保つことが要求されそう。
こりゃ大変だ。やはり自分はジョコビッチに可能性を感じる。
試合レポ | 投稿者 ギレルモ 02:14 | コメント(2) | トラックバック(0)