2009年07月06日
フェデラー vs ロディック ~神通力~
予備校は今、補講期間なので授業がなく、管理人はウィンブルドンの準決勝と決勝を観戦。準決勝では、マレーに対するロディックの粘りが印象的だった。だからこそ、ファーストの入らないマレーにうまくつけこんで、タイブレークをものにできたのだろう。
で、決勝戦。まぁロディックは、ラリーでフェデラーさんに支配されて3-1くらいで負けるのかなって思いながら管理人は観戦。ちなみにメモをとっていないので、レポはかなり適当です。
■交通事故
たしかロディックのサーブでスタート。今大会は好調なようで、ファーストが70%くらい入ってるとか入ってないとからしい。特にフェデラーに対して苦手意識を持つわけでもなく、この試合でも淡々とファーストをセンターにぶち込んでいた。あとセカンドで170キロ台とか反則。
一方、フェデラーサーブ。去年と同様、速さというより、球の深さ、ライン上へのコントロール、相手の読みのはずしを駆使し、こちらも手堅くキープしていた。
ちなみにラリーでは、ロディックはフェデラーのバックにスピンを打ち、クロスに来るであろうスライスに対して、フォアで回り込んで展開して主導権を奪ってやろうという意図が見られたが、フェデラーさんとのフォアの打ち合いでは若干不利であったため、なかなか自分の思うようにはなってなかった。ただ、フェデラーのちょっと強引なアプローチに対して良いパスを打っていた。去年のナダルが参考になっているのかもれない。
試合はお互いサービスキープが続き、ロディックの6-5。段々とロディックがフェデラーに対して深い球を返せるようになり、なかなか思い切って攻撃できないフェデラー。それでプレッシャーを感じたのか、これは決めなきゃダメだぞっていうポイントを2つ落とし、ロディックがブレークに成功。第一セットはロディックが取る。フェデラーとしては今まで簡単にキープしていたのに、大事なゲームで自分からのミスが続いて、まさに交通事故にあった気分だろう。
■神通力
第二セットもお互いファーストサーブを軸に展開してキープが続く。ちょっとピンチになっても良いところでファーストが入り、やってる側としては非常に集中力を使う試合である。幾度となくロディックと戦ってきたフェデラーでも、今日の試合のロディックのファーストをなかなかいい形でレシーブする回数は少なかった。
また、ラリーでも思った以上にロディックが粘るし、攻撃すべきところでちゃんと攻撃しており、しかも準決勝でもそうであったが、ネットプレーの使いどころがお上手で、今回の試合に関してはロディックの方がうまくネットプレーを活用出来ていた気がした。あくまでも管理人の主観だが。
そんなこんなでタイブレークに突入。しかしフェデラーがミニブレークを許し、ロディックが5-1だか5-2だかでリード。「あぁ、このセットもロディックが取るな」って管理人は思っていたら、フェデラーの神通力発動。ロディックのサーブを次々とブレークし、そのあと多少競ったがこのタイブレークを制し、第二セットはフェデラーが奪取。ロディックはちょっとショックだったかもしれない。
■第二セットと同じ
ような展開がまた続く。てか、あんまり覚えてないので、はしょる。このセットでもタイブレークにまでもつれ込んだ。ただ、今度はフェデラーが先にロディックのサーブをミニブレークし、プレッシャーから解放されたせいか、ちょっとフェデラーのストロークの思い切りが良くなった気がした。で、フェデラーがこのセットも取り2-1でリード。ちなみに、この時、ロディックのがんばりに衝撃を受けていた管理人は、ロディックが優勝すんじゃねぇかと思い始めていた。
■自信
ロディックにとっては後がない第4セット。この時から段々とフェデラーがロディックのファーストを返せるようになってくる。ただ、今大会の好調さと、フェデラーに対して互角にやりあえてるぜってことで自信を得たのか、ストロークの切れがかなり増していて、ラリーになってもフェデラーのストロークに対してしっかりと深く返し、フェデラーに気持ちよく打たせないようにしていた。あとナダルか!って感じのカウンターもみられた。
で、ロディックは第二ゲームのフェデラーのサーブをブレークし、苦労することもあったが、そのままサービスをキープして第4セットを6-3で取り、ファイナルセットに突入。全然関係ないが、NHKの実況のおっさん達はどうやらバラックとファーガソンを知らないらしく、画面がアップになっても完全無視だったのでなんかウケました笑
■そうだ、キープをしよう!
ここからキープ大戦の始まり。フェデラーがロディックのファーストを返せるようになってからは、けっこう自分のサービスゲームで競るようになったロディック。それでも、困った時のボディーへのファーストや、ストロークの粘りでキープし続けていた。フェデラーはというと、正直全仏の決勝に比べてストロークの調子が良くないというか、たぶん攻守のバランスや芝のイレギュラーを気にしていたせいか、迫力のある強引な攻撃はそんなになかったものの、相変わらずサーブを軸にして手堅くキープしていた。
で、ファイナルセットは30ゲーム前後まで続くわけですが、最終的にはロディックのファーストをちょっと崩し始めていたフェデラーアタックが実を結んで、ロディックのサーブをブレークしてフェデラーがファイナルセットをとり、6回目の優勝を決めたのであった。
■感想
去年とはまた違ったスリリングな展開であった。去年がストロークなら今年はサーブって感じでしたね。まぁこれもロディックがラリーにおいてフェデラーに食らいついた結果かと。ロディックがこんなできる子になっていたなんて知りませんでした。1-3で負けるなんて予想してゴメンネ!
フェデラーは本当に第二セットを取っておいてよかった。あそこで神通力がなかったら、ロディックが完全に波に乗っていたかもしれない。今回のロディックが勝てないなら誰が勝てるんだ!って感じですよね。まぁナダルが去年勝ったわけですが笑
フェデラーは全盛期より・・・・っていうより、他の選手の成長が著しい今日この頃です。
で、決勝戦。まぁロディックは、ラリーでフェデラーさんに支配されて3-1くらいで負けるのかなって思いながら管理人は観戦。ちなみにメモをとっていないので、レポはかなり適当です。
■交通事故
たしかロディックのサーブでスタート。今大会は好調なようで、ファーストが70%くらい入ってるとか入ってないとからしい。特にフェデラーに対して苦手意識を持つわけでもなく、この試合でも淡々とファーストをセンターにぶち込んでいた。あとセカンドで170キロ台とか反則。
一方、フェデラーサーブ。去年と同様、速さというより、球の深さ、ライン上へのコントロール、相手の読みのはずしを駆使し、こちらも手堅くキープしていた。
ちなみにラリーでは、ロディックはフェデラーのバックにスピンを打ち、クロスに来るであろうスライスに対して、フォアで回り込んで展開して主導権を奪ってやろうという意図が見られたが、フェデラーさんとのフォアの打ち合いでは若干不利であったため、なかなか自分の思うようにはなってなかった。ただ、フェデラーのちょっと強引なアプローチに対して良いパスを打っていた。去年のナダルが参考になっているのかもれない。
試合はお互いサービスキープが続き、ロディックの6-5。段々とロディックがフェデラーに対して深い球を返せるようになり、なかなか思い切って攻撃できないフェデラー。それでプレッシャーを感じたのか、これは決めなきゃダメだぞっていうポイントを2つ落とし、ロディックがブレークに成功。第一セットはロディックが取る。フェデラーとしては今まで簡単にキープしていたのに、大事なゲームで自分からのミスが続いて、まさに交通事故にあった気分だろう。
■神通力
第二セットもお互いファーストサーブを軸に展開してキープが続く。ちょっとピンチになっても良いところでファーストが入り、やってる側としては非常に集中力を使う試合である。幾度となくロディックと戦ってきたフェデラーでも、今日の試合のロディックのファーストをなかなかいい形でレシーブする回数は少なかった。
また、ラリーでも思った以上にロディックが粘るし、攻撃すべきところでちゃんと攻撃しており、しかも準決勝でもそうであったが、ネットプレーの使いどころがお上手で、今回の試合に関してはロディックの方がうまくネットプレーを活用出来ていた気がした。あくまでも管理人の主観だが。
そんなこんなでタイブレークに突入。しかしフェデラーがミニブレークを許し、ロディックが5-1だか5-2だかでリード。「あぁ、このセットもロディックが取るな」って管理人は思っていたら、フェデラーの神通力発動。ロディックのサーブを次々とブレークし、そのあと多少競ったがこのタイブレークを制し、第二セットはフェデラーが奪取。ロディックはちょっとショックだったかもしれない。
■第二セットと同じ
ような展開がまた続く。てか、あんまり覚えてないので、はしょる。このセットでもタイブレークにまでもつれ込んだ。ただ、今度はフェデラーが先にロディックのサーブをミニブレークし、プレッシャーから解放されたせいか、ちょっとフェデラーのストロークの思い切りが良くなった気がした。で、フェデラーがこのセットも取り2-1でリード。ちなみに、この時、ロディックのがんばりに衝撃を受けていた管理人は、ロディックが優勝すんじゃねぇかと思い始めていた。
■自信
ロディックにとっては後がない第4セット。この時から段々とフェデラーがロディックのファーストを返せるようになってくる。ただ、今大会の好調さと、フェデラーに対して互角にやりあえてるぜってことで自信を得たのか、ストロークの切れがかなり増していて、ラリーになってもフェデラーのストロークに対してしっかりと深く返し、フェデラーに気持ちよく打たせないようにしていた。あとナダルか!って感じのカウンターもみられた。
で、ロディックは第二ゲームのフェデラーのサーブをブレークし、苦労することもあったが、そのままサービスをキープして第4セットを6-3で取り、ファイナルセットに突入。全然関係ないが、NHKの実況のおっさん達はどうやらバラックとファーガソンを知らないらしく、画面がアップになっても完全無視だったのでなんかウケました笑
■そうだ、キープをしよう!
ここからキープ大戦の始まり。フェデラーがロディックのファーストを返せるようになってからは、けっこう自分のサービスゲームで競るようになったロディック。それでも、困った時のボディーへのファーストや、ストロークの粘りでキープし続けていた。フェデラーはというと、正直全仏の決勝に比べてストロークの調子が良くないというか、たぶん攻守のバランスや芝のイレギュラーを気にしていたせいか、迫力のある強引な攻撃はそんなになかったものの、相変わらずサーブを軸にして手堅くキープしていた。
で、ファイナルセットは30ゲーム前後まで続くわけですが、最終的にはロディックのファーストをちょっと崩し始めていたフェデラーアタックが実を結んで、ロディックのサーブをブレークしてフェデラーがファイナルセットをとり、6回目の優勝を決めたのであった。
■感想
去年とはまた違ったスリリングな展開であった。去年がストロークなら今年はサーブって感じでしたね。まぁこれもロディックがラリーにおいてフェデラーに食らいついた結果かと。ロディックがこんなできる子になっていたなんて知りませんでした。1-3で負けるなんて予想してゴメンネ!
フェデラーは本当に第二セットを取っておいてよかった。あそこで神通力がなかったら、ロディックが完全に波に乗っていたかもしれない。今回のロディックが勝てないなら誰が勝てるんだ!って感じですよね。まぁナダルが去年勝ったわけですが笑
フェデラーは全盛期より・・・・っていうより、他の選手の成長が著しい今日この頃です。
2008年08月18日
限定復活2 ナダル vs ゴンザレス ~国民の期待に応えます~
またまた限定復活です。コレがホントに今年最後の更新です。
さて、連日北京オリンピックが(偏って)放送されてますね。管理人はテニスの結果をちゃっかりチェックしてました。自分の予想は恥ずかしながら外れてしまい、シングルスでフェデラーさんは準決でブレークに敗れ、ジョコビッチはナダルに負けました。ただフェデラーはダブルスを制しましたね!おめでとう。
で、フェデラーに勝利したブレークが決勝に行くんじゃね?と思った方もいるでしょうが、国民投票で旗手になったゴンザレスが勝ちました。「あいつに勝ったからあいつにも勝てるべ」の法則が必ずしも通らないのがスポーツの面白いところですね。そして3位決定戦ではジョコビッチが勝ち、銅メダルをゲット。個人的にはジョコビッチとフェデラーの試合が観たかったです。
では、本題に入りましょう。と、言ってもNHKはカットしながら放送してたので、こちらも対抗してカットしてお送りしようと思います。五輪前のマスターズではお疲れ気味だったナダル。その時はけっこう簡単なミスをしていたが今日はどうでしょう。一方、ゴンザレス。コンスタントにグランドスラムでも上位進出してくるが、油断してるとちゃっかり決勝に登場。
■五輪は燃えるぜ
試合はナダルサーブから。サーブはいつも通りプレスメント重視だが、ストロークの打つタイミングがいつもより早いのは気のせいだろうか。なんだか攻撃的なナダルがキープ。ゴンザレスサーブ。記憶が曖昧だが、ファーストはそこまで入らず、かといってセカンドを攻撃されるということもなく、ただラリー戦となり競りながらキープをしていた。
しかし、なかなか火の玉フォアが入らない。ちょっとムキになって続けてミスをしたところをナダルに突かれブレークされてしまう。ナダルはサーブを全てキープして第一セットはナダル。それにしても今日は攻撃的だ。
■火をみたら消しましょう
第二セットは第三ゲームから放送。ゴンザレスもだんだん調子が上がってきたようで、8割くらいで打ってる球はなかなか強力だった。ただ相手はフィジカルお化けのナダル。とにかく取るし、今年から覚醒し始めたスライスがゴンザレスの優位をリセットしてしまう。もちろん原点のバモスカウンターもあった。第二セット後半の二人のラリーは凄まじかった。なんか殴り合いみたいで、ゴンザレスが決勝きたのはマグれじゃないなと感じた。そして火の玉フォアも炸裂し始めその速さといったらかなりえげつなかった。しかし大して角度がついてなければ火の玉は消防士ナダルに消されてしまっていたのが悲しかった。ナダルは返すだけではなく結構深いところへ返球していたのが巧。あと、火の玉フォアより、7、8割で打っていた球の方がうまく展開できていたのは秘密だ。で、お互いキープし合ってタイブレーク突入。ゴンザレスは勇気ありすぎて逆に空回りしていた。つまり強引に打ちすぎて自爆していた。それによってナダルのメンタルに余裕を与えてしまい第二セットもナダルがとる。
■やっぱ体力は大事だよね
若干疲れが見え始めたゴンザレス。当たり前だ、ゴンザレスもナダルに負けずに取りまくってたから。ナダルの攻撃する回数が多く、守備に回ることが多かったのでそれで疲れがでたのだろう。それか死んだふりかも。で、試合はナダルが圧倒的に支配。ついには全仏で見られた破壊光線バックも登場。必殺回り込みフォアやストロークのミスの少なさもみられ、ナダルオールスター?て感じで試合が進む。しかしゴンザレスが最後の意地を見せ第八ゲームをキープするものの、最後はナダルが手堅くキープして試合終了。ナダルが金メダル。おめでとう。
■感想
ナダルは3,4月だかのマスターズでダビデンコに蜂の巣にされた時とは別人になった。特に今日の試合は超攻撃的だった気がする。ただの気のせい、相手のせいかもしれないけど。全米はどうでしょう。疲れがでるかもしれませんね!予想はことごとく外れるのでもうしません笑
さて、連日北京オリンピックが(偏って)放送されてますね。管理人はテニスの結果をちゃっかりチェックしてました。自分の予想は恥ずかしながら外れてしまい、シングルスでフェデラーさんは準決でブレークに敗れ、ジョコビッチはナダルに負けました。ただフェデラーはダブルスを制しましたね!おめでとう。
で、フェデラーに勝利したブレークが決勝に行くんじゃね?と思った方もいるでしょうが、国民投票で旗手になったゴンザレスが勝ちました。「あいつに勝ったからあいつにも勝てるべ」の法則が必ずしも通らないのがスポーツの面白いところですね。そして3位決定戦ではジョコビッチが勝ち、銅メダルをゲット。個人的にはジョコビッチとフェデラーの試合が観たかったです。
では、本題に入りましょう。と、言ってもNHKはカットしながら放送してたので、こちらも対抗してカットしてお送りしようと思います。五輪前のマスターズではお疲れ気味だったナダル。その時はけっこう簡単なミスをしていたが今日はどうでしょう。一方、ゴンザレス。コンスタントにグランドスラムでも上位進出してくるが、油断してるとちゃっかり決勝に登場。
■五輪は燃えるぜ
試合はナダルサーブから。サーブはいつも通りプレスメント重視だが、ストロークの打つタイミングがいつもより早いのは気のせいだろうか。なんだか攻撃的なナダルがキープ。ゴンザレスサーブ。記憶が曖昧だが、ファーストはそこまで入らず、かといってセカンドを攻撃されるということもなく、ただラリー戦となり競りながらキープをしていた。
しかし、なかなか火の玉フォアが入らない。ちょっとムキになって続けてミスをしたところをナダルに突かれブレークされてしまう。ナダルはサーブを全てキープして第一セットはナダル。それにしても今日は攻撃的だ。
■火をみたら消しましょう
第二セットは第三ゲームから放送。ゴンザレスもだんだん調子が上がってきたようで、8割くらいで打ってる球はなかなか強力だった。ただ相手はフィジカルお化けのナダル。とにかく取るし、今年から覚醒し始めたスライスがゴンザレスの優位をリセットしてしまう。もちろん原点のバモスカウンターもあった。第二セット後半の二人のラリーは凄まじかった。なんか殴り合いみたいで、ゴンザレスが決勝きたのはマグれじゃないなと感じた。そして火の玉フォアも炸裂し始めその速さといったらかなりえげつなかった。しかし大して角度がついてなければ火の玉は消防士ナダルに消されてしまっていたのが悲しかった。ナダルは返すだけではなく結構深いところへ返球していたのが巧。あと、火の玉フォアより、7、8割で打っていた球の方がうまく展開できていたのは秘密だ。で、お互いキープし合ってタイブレーク突入。ゴンザレスは勇気ありすぎて逆に空回りしていた。つまり強引に打ちすぎて自爆していた。それによってナダルのメンタルに余裕を与えてしまい第二セットもナダルがとる。
■やっぱ体力は大事だよね
若干疲れが見え始めたゴンザレス。当たり前だ、ゴンザレスもナダルに負けずに取りまくってたから。ナダルの攻撃する回数が多く、守備に回ることが多かったのでそれで疲れがでたのだろう。それか死んだふりかも。で、試合はナダルが圧倒的に支配。ついには全仏で見られた破壊光線バックも登場。必殺回り込みフォアやストロークのミスの少なさもみられ、ナダルオールスター?て感じで試合が進む。しかしゴンザレスが最後の意地を見せ第八ゲームをキープするものの、最後はナダルが手堅くキープして試合終了。ナダルが金メダル。おめでとう。
■感想
ナダルは3,4月だかのマスターズでダビデンコに蜂の巣にされた時とは別人になった。特に今日の試合は超攻撃的だった気がする。ただの気のせい、相手のせいかもしれないけど。全米はどうでしょう。疲れがでるかもしれませんね!予想はことごとく外れるのでもうしません笑
2008年08月04日
限定復活 ナダル vs ジョコビッチ
どうやらナダル君は18日付けでナンバー1になるようですね。それを記念して、わずかな記憶で超適当なレポを書こうかなと。
実は模試があり、夜は暇だったので先週のマレーとナダルの試合をちゃっかり観た管理人。どうやらマレーは新たな次元に突入しつつあるかもしれません。リターンお上手ですよね。しかしウィンブルドン?正確には全仏突入したあたりから攻撃性が増してきたナダル。パワーアップしたマレーに見事勝利した。
じゃあジョコビッチに対してはどうなのか?最近はいまひとつビッチなものの、今大会ではよみがえり始めたっぽいジョコビッチ。グルビスをストレートでやっつけてさぁナダル戦。
思い出そう。クレーでみせたジョコビッチの早い攻め。
あれがハードでも成功したらどうなるか。おそらくナダル君はボール拾いで終わってしまうだろうと。そんな感じに勝手に決め付けて、いざ観戦。
と、いうものの、数学2の積分をやりながらみていたので記憶が曖昧。まず、序盤はジョコビッチがほぼ一撃か二撃くらいでナダルから連続でポイントをとる。
主な攻めは、サーブ(セカンド)ではスピンを使い、ナダルのバックに打つ→とても跳ねるのでナダルは高い打点で打たざるおえない→打ち下ろすように打ってしまった場合、球が浅くなり、それをジョコビッチがしとめていた。ループで返しても後方から攻撃される悪循環。てか後者はジョコビッチができすぎだからしょうがない。また、ナダルのアングルにスピンを打ち、クロスにきた球をライジングでストレートに受け流してポイント、という形も見られた。
とにかくジョコビッチは、ライジングでガンガン打ち、ナダルに時間的余裕を与えていなかった。リターンでも、ウィナーが何本かみられ、まさに第一セットは、「テニスプレーヤーが憧れる、一度はやってみたい攻めランキング1位」って感じだった。第一セットは6-1でジョコビッチ。
まぁこれは出来すぎなので、ジョコビッチは次のセットは少し落ちるかなーって。
はい、ここからの記憶が曖昧です。ナダルはお疲れモードのせいか、簡単なミスがみられるものの、だんだん試合に入りこめたようで、ラリーが続く場面が多くみられた。ただ主導権はつねにジョコビッチが持っていたようにも見えた。とにかくジョコビッチはなんかテニスじゃなくて卓球だった。つまり、返すタイミングが早いので、ナダルは完全には思いどおりの球が打ててないのかなって。
実際、ナダルがウィナーを取ったところはそんなになかったような。あと、ナダルのクロスへの破壊光線バックを何事もなかったように返していたのには、さすがジョコビッチだと感じた。まぁとにかく良くも悪くもジョコビッチ次第。案の定、ジョコビッチは第一セットほど攻撃的な早い攻めショットがうまくいかなくなり、コレが競る引き金になったのかと。
しかし勝負を分けたのはサーブ。ナダルはブレイクポイントまでいったもののジョコビッチのファーストが炸裂し結局キープされる。で、ナダルサーブ。鍋島さんのプチ情報にもあったようにナダルはセカンドでのポイントを取る確率が1位らしい。これはうまくプレスメントをかけれているということもあれば、そうでなてもラリーでとれちゃうんだぜってことを示している、と思う。現にウィンブルドンでは、サーブであっという間にキープしちゃう芝魔王フェデラーに対して、だいたいセカンドからラリーしてポイントをとり苦労してキープという、気の滅入る様な作業をこなした。
しかし、逆に考えれば、フツーにリターンされた後のラリーで取れない事態が続いたら、一発逆転のファーストを何発も打てない限り厳しいわけで、まさにその瞬間が訪れてしまう。どんな感じでジョコビッチが取ったかはもう記憶にないが、とにかくジョコビッチが勝負所でブレーク成功。
あとはご自慢のサーブをキープして、7-6でジョコビッチが第2セットも取り、試合終了。
■感想
まぁナダルはお疲れモードではあるものの、3月の時よりはジョコビッチに対して戦えたんじゃないかなーって。
でも、やっぱハード+ジョコビッチに対してはあまり相性がよくなさそう。
北京はどうですかねー。予想不可能ですが、まぁフェデラーさんかジョコビッチが優勝する気がしなくもないです。ナダルはジョコビッチと当たるとキツそうです。
まぁ錦織君とグルビスに期待してます。
実は模試があり、夜は暇だったので先週のマレーとナダルの試合をちゃっかり観た管理人。どうやらマレーは新たな次元に突入しつつあるかもしれません。リターンお上手ですよね。しかしウィンブルドン?正確には全仏突入したあたりから攻撃性が増してきたナダル。パワーアップしたマレーに見事勝利した。
じゃあジョコビッチに対してはどうなのか?最近はいまひとつビッチなものの、今大会ではよみがえり始めたっぽいジョコビッチ。グルビスをストレートでやっつけてさぁナダル戦。
思い出そう。クレーでみせたジョコビッチの早い攻め。
あれがハードでも成功したらどうなるか。おそらくナダル君はボール拾いで終わってしまうだろうと。そんな感じに勝手に決め付けて、いざ観戦。
と、いうものの、数学2の積分をやりながらみていたので記憶が曖昧。まず、序盤はジョコビッチがほぼ一撃か二撃くらいでナダルから連続でポイントをとる。
主な攻めは、サーブ(セカンド)ではスピンを使い、ナダルのバックに打つ→とても跳ねるのでナダルは高い打点で打たざるおえない→打ち下ろすように打ってしまった場合、球が浅くなり、それをジョコビッチがしとめていた。ループで返しても後方から攻撃される悪循環。てか後者はジョコビッチができすぎだからしょうがない。また、ナダルのアングルにスピンを打ち、クロスにきた球をライジングでストレートに受け流してポイント、という形も見られた。
とにかくジョコビッチは、ライジングでガンガン打ち、ナダルに時間的余裕を与えていなかった。リターンでも、ウィナーが何本かみられ、まさに第一セットは、「テニスプレーヤーが憧れる、一度はやってみたい攻めランキング1位」って感じだった。第一セットは6-1でジョコビッチ。
まぁこれは出来すぎなので、ジョコビッチは次のセットは少し落ちるかなーって。
はい、ここからの記憶が曖昧です。ナダルはお疲れモードのせいか、簡単なミスがみられるものの、だんだん試合に入りこめたようで、ラリーが続く場面が多くみられた。ただ主導権はつねにジョコビッチが持っていたようにも見えた。とにかくジョコビッチはなんかテニスじゃなくて卓球だった。つまり、返すタイミングが早いので、ナダルは完全には思いどおりの球が打ててないのかなって。
実際、ナダルがウィナーを取ったところはそんなになかったような。あと、ナダルのクロスへの破壊光線バックを何事もなかったように返していたのには、さすがジョコビッチだと感じた。まぁとにかく良くも悪くもジョコビッチ次第。案の定、ジョコビッチは第一セットほど攻撃的な早い攻めショットがうまくいかなくなり、コレが競る引き金になったのかと。
しかし勝負を分けたのはサーブ。ナダルはブレイクポイントまでいったもののジョコビッチのファーストが炸裂し結局キープされる。で、ナダルサーブ。鍋島さんのプチ情報にもあったようにナダルはセカンドでのポイントを取る確率が1位らしい。これはうまくプレスメントをかけれているということもあれば、そうでなてもラリーでとれちゃうんだぜってことを示している、と思う。現にウィンブルドンでは、サーブであっという間にキープしちゃう芝魔王フェデラーに対して、だいたいセカンドからラリーしてポイントをとり苦労してキープという、気の滅入る様な作業をこなした。
しかし、逆に考えれば、フツーにリターンされた後のラリーで取れない事態が続いたら、一発逆転のファーストを何発も打てない限り厳しいわけで、まさにその瞬間が訪れてしまう。どんな感じでジョコビッチが取ったかはもう記憶にないが、とにかくジョコビッチが勝負所でブレーク成功。
あとはご自慢のサーブをキープして、7-6でジョコビッチが第2セットも取り、試合終了。
■感想
まぁナダルはお疲れモードではあるものの、3月の時よりはジョコビッチに対して戦えたんじゃないかなーって。
でも、やっぱハード+ジョコビッチに対してはあまり相性がよくなさそう。
北京はどうですかねー。予想不可能ですが、まぁフェデラーさんかジョコビッチが優勝する気がしなくもないです。ナダルはジョコビッチと当たるとキツそうです。
まぁ錦織君とグルビスに期待してます。
2008年07月07日
ナダル vs フェデラー ~神ファーストvs神リターン~
決勝までストレートで全部勝ってるフェデラー。サーブ、特にファーストの精度と威力が抜群で、ナダルは、フェデラーがこれを維持したら厳しい戦いになるだろうと。
一方、ナダル。グルビスに1セット取られたものの、それ以外ストレートで勝って無事決勝に到達。全仏でみせたベースラインからの攻撃を、芝withフェデラーにできるか。
■隙をつかれた
立ち上がりから白熱したラリー。やっぱナダルは他のフェデラーがあたった相手と次元が違うな。
フェデラーは噂のファーストの入りが悪いものの、しっかりキープ。
ナダルは今日もお馴染みバック大作戦。サーブでもフェデラーのバックを集中攻撃。いざとなったときコースを変えるのがナダルのいやらしさ。ナダルもサービスキープ。
で、再びフェデラーサーブ。ファーストが入らない。ナダルにセカンドを神レシーブされまくり、ラリーに持ち込まれブレークを許してしまう。
ここからナダルはひたすらキープの道へ。球がちょっと浅いし、デュースに持ち込まれたりするがキープ。
次の第五ゲームで、フェデラーのファーストがついに目覚める。ナダルでもなかなか触れない。リズムが出始めたフェデラーは楽ちんにキープ。ただ目覚めるのが遅かった。。
ちょっと目覚めたフェデラーにナダルは苦戦しながらのサービスゲームを強いられる。しかしながら、なぜかフェデラーはブレークできそうで、できない。ナダルのサーブを、ナダルの足元、特にバックにレシーブしたときはポイントが取れていたが、なかなかブレークポイントでは攻撃的なリターンができていなかった。そしたら、サーバーのナダルが有利だよねってことで。
第一セットはこのままキープが続き、ナダルが6-4で先取。過去にない展開だが、エンジンかかったフェデラーのファーストをレシーブするのはきついぞ!
ちなみに第十ゲームのフェデラーのライジングスライスアプローチは斬新だった。やっぱテニスお化け。
■神ファーストときたま神レシーブ
サーブはフェデラーから。なんだこのファーストのすごさ。ちょっと戦意を喪失させるようなサディスティックなファーストをフェデラーは入れまくる。もちろんキープ。
ナダルも負けじとついていきたいところだが、残念ながらエースを取るというよりはプレスメントを重視したサーブなので、ちょっと甘かったり、ラリーで落としちゃうと大変なことに。そして大変なことは起きた。フェデラーが必殺フォアの直球を久々にナダル戦で発動。その勢いでフェデラーはサービスブレイク。ブレークバックはきついぞナダル。
そしてナダル2-4で迎えた第七ゲーム。なんとナダルがサディスティックファーストにさわりはじめる。なんとか触って返したボールが良い感じのロブになって、フェデラーサイドのベースライン際に落ち、イーブンな状態でラリースタートって展開がポツポツみられた。そしてナダルの原点バモスパスが決まってから、ストロークに切れが出始める。で、ナダルが数少ないチャンスをものにしブレークバック。
ナダルは神フットワークをみせつつサービスキープ。そしてまたきたフェデラーサーブ。今度はすこしファーストの確率が落ちたので、またラリー開始。ストロークにキレが出てきたナダルはバック大作戦発動。フェデラーにバックをミスらせまくり、ナダルがブレーク。まじかよ。
ブレークした後、重要な自分のサービスゲーム。さっき指摘した勝負どころのサービスコース変更が発生。これとればセットとれるし、フェデラーにすんなりフォア打たせたらろくなことがないので、ナダルはボディへのサーブを選択。これがうまいことプレスメントになりナダルがラリーで主導権を握りこのセットも6-4で取る。
■第一次キープ大戦
このセットも引き続き、キープしつつ、相手のサーブをブレークするチャンスをうかがう展開。ナダルが転んで痛そうにしてたのが、ちょっとヒヤッとしたが、大丈夫な様子。
フェデラーのサービスゲームが「楽ちんキープときたま競る」って感じで、ナダルのサービスゲームは「苦戦してキープしょっちゅう競る」みたいな不思議な感じで進み、タイブレークに突入。明らかファーストサーブが神がかっているフェデラーが有利。その通りの展開となりフェデラーが7-6でこのセットを取り挽回開始。
ナダルはまたタイブレークになるときついかな、とここで感じた。
ただファイナルセットはタイブレ無しなので、ここでエンドレスキープしてれば勝機はあるかなと。
ナダルがリードしてるものの、フェデラーの困ったときのファーストが無敵、かつ、ラリーもそこまでお互い差をつけられていないので、フェデラーが逆転勝利といこともありえそうだと思った。
■第二次キープ大戦
相変わらずお互いがサービスキープ。ナダルのセカンドとラリーでなんとかキープしてる姿が神がかって見えた。普通ブレークされるでしょみたいな。
第八ゲーム、フェデラーがまた必殺フォアの直球を決め手から、ストローク、特にフォアのキレが増し始める。すなわち、ミスも少なくなってきた。強打しまくり、そしてセカンドでネットダッシュをみせたりと、アグレッシブな姿勢をみせる。
あと、このセットで気になったのがナダルの浅い球。フェデラーのバックへあえてなのかわからないが浅く打ち、ネットに出させてパスってポイントがあった。わざとだったら巧なやつですねナダルは。おそらくたまたまだと思うけど。でも2回あった。
で、このセットもタイブレーク突入。フェデラー有利と思っていたが、ナダルがフェデラーのファーストを神レシーブしてラリーにもちこみミニブレーク。
しかし、ここからナダルはフェデラーに、なぜ彼がナンバーワンであり続け、そしてウィンブルドンを5連覇もしたのかを思い知らされる。ナダルのチャンピオンシップポイントでもガンガン攻め、そして自分のサーブでは神ファーストを叩き込んで、心の強さを見せつけた。心理的変化を顔とプレーに出さないフェデラーに脱帽。それ全仏でみせろよ。
よってフェデラーが7-6でこのセットも取り、ついにフルセット突入。ここからは、ラリーでしくじった方の負け。フェデラーはファーストが入り続ければ、勝てる確率は高まるだろう。そしてナダルは神レシーブと、その後のラリーを制すことが出来れば勝てるだろうと。ちょっとナダルの方が大変。
■第三次キープ大戦 ~神レシーブと勇気~
このセットも引き続きキープのしあい。てか、2セットやってブレークなしとかすごくね?フェデラーはわかるとして、特にナダルはビッグサーバーでもないのに。
このセットで気づいたのは、フェデラーのストロークの精度が上がったことがあげられる。やっぱナダル主導のラリーではまだミスがあるが、他のセットに比べたら少なくなった。
あと、ナダルがドロップを使い始めた。ただ、あきらかやることなくなって仕方なくというドロップもあった。その後は使わなくなった。そしてやっぱりナダルといえば神フットワーク。
そしてハイライトは7-7で迎えたフェデラーサーブ。ここでナダルがフェデラーのファーストをレシーブしまくる。
ただ、ストロークの調子が上がってるフェデラー、浅いレシーブはことごとくコートに突き刺してきていた。ただ、うまく返ればナダルペース。そんなこんなでデュースになり、しかもそのポイントで追い詰められかけたが、ここでバモスパスが炸裂。ついにブレークポイントを握り、どうやってとったか忘れたが、とにかくフェデラーのサーブをブレーク。
そして運命のナダルサーブ。前のセットのタイブレークの反省か、勇気を出してサービスダッシュ、そしてボレーに出たりとアグレッシブにプレー。ただ、サーブはあいかわらずプレスメントを重視し、フェデラーのバックへ。それでもラリーでなんとかポイントをとり、最後はフェデラーが芝のイレギュラーにやられ、超絶アングルをネットにかけてしまい試合決着。ナダルが9-7で取り初優勝。おめでとう!
■感想
ものすごい内容だった。特に後半の3セット。ブレークがあったのが1ゲームだけってどんだけだよ。
あと、ナダルのラリー能力とフットワークにはあらためて驚きというか、尊敬です。これが並みなら、絶対ブレークされまくっていたと思います。
そしてやっぱこの試合の救世主は神レシーブだった。
そしてフェデラー。ナダルには負けたものの、ファーストサーブのコース、そしてレポには書かなかったが、バックハンドの攻撃力が上がっている気がした。ていうか、ストローク自体に力強さを感じた。そして、目立たなかったが、かなり守備もがんばってた。
全米はジョコビッチ、もしかしたらサフィンに注意ですね。ナダルはわからないです。
一方、ナダル。グルビスに1セット取られたものの、それ以外ストレートで勝って無事決勝に到達。全仏でみせたベースラインからの攻撃を、芝withフェデラーにできるか。
■隙をつかれた
立ち上がりから白熱したラリー。やっぱナダルは他のフェデラーがあたった相手と次元が違うな。
フェデラーは噂のファーストの入りが悪いものの、しっかりキープ。
ナダルは今日もお馴染みバック大作戦。サーブでもフェデラーのバックを集中攻撃。いざとなったときコースを変えるのがナダルのいやらしさ。ナダルもサービスキープ。
で、再びフェデラーサーブ。ファーストが入らない。ナダルにセカンドを神レシーブされまくり、ラリーに持ち込まれブレークを許してしまう。
ここからナダルはひたすらキープの道へ。球がちょっと浅いし、デュースに持ち込まれたりするがキープ。
次の第五ゲームで、フェデラーのファーストがついに目覚める。ナダルでもなかなか触れない。リズムが出始めたフェデラーは楽ちんにキープ。ただ目覚めるのが遅かった。。
ちょっと目覚めたフェデラーにナダルは苦戦しながらのサービスゲームを強いられる。しかしながら、なぜかフェデラーはブレークできそうで、できない。ナダルのサーブを、ナダルの足元、特にバックにレシーブしたときはポイントが取れていたが、なかなかブレークポイントでは攻撃的なリターンができていなかった。そしたら、サーバーのナダルが有利だよねってことで。
第一セットはこのままキープが続き、ナダルが6-4で先取。過去にない展開だが、エンジンかかったフェデラーのファーストをレシーブするのはきついぞ!
ちなみに第十ゲームのフェデラーのライジングスライスアプローチは斬新だった。やっぱテニスお化け。
■神ファーストときたま神レシーブ
サーブはフェデラーから。なんだこのファーストのすごさ。ちょっと戦意を喪失させるようなサディスティックなファーストをフェデラーは入れまくる。もちろんキープ。
ナダルも負けじとついていきたいところだが、残念ながらエースを取るというよりはプレスメントを重視したサーブなので、ちょっと甘かったり、ラリーで落としちゃうと大変なことに。そして大変なことは起きた。フェデラーが必殺フォアの直球を久々にナダル戦で発動。その勢いでフェデラーはサービスブレイク。ブレークバックはきついぞナダル。
そしてナダル2-4で迎えた第七ゲーム。なんとナダルがサディスティックファーストにさわりはじめる。なんとか触って返したボールが良い感じのロブになって、フェデラーサイドのベースライン際に落ち、イーブンな状態でラリースタートって展開がポツポツみられた。そしてナダルの原点バモスパスが決まってから、ストロークに切れが出始める。で、ナダルが数少ないチャンスをものにしブレークバック。
ナダルは神フットワークをみせつつサービスキープ。そしてまたきたフェデラーサーブ。今度はすこしファーストの確率が落ちたので、またラリー開始。ストロークにキレが出てきたナダルはバック大作戦発動。フェデラーにバックをミスらせまくり、ナダルがブレーク。まじかよ。
ブレークした後、重要な自分のサービスゲーム。さっき指摘した勝負どころのサービスコース変更が発生。これとればセットとれるし、フェデラーにすんなりフォア打たせたらろくなことがないので、ナダルはボディへのサーブを選択。これがうまいことプレスメントになりナダルがラリーで主導権を握りこのセットも6-4で取る。
■第一次キープ大戦
このセットも引き続き、キープしつつ、相手のサーブをブレークするチャンスをうかがう展開。ナダルが転んで痛そうにしてたのが、ちょっとヒヤッとしたが、大丈夫な様子。
フェデラーのサービスゲームが「楽ちんキープときたま競る」って感じで、ナダルのサービスゲームは「苦戦してキープしょっちゅう競る」みたいな不思議な感じで進み、タイブレークに突入。明らかファーストサーブが神がかっているフェデラーが有利。その通りの展開となりフェデラーが7-6でこのセットを取り挽回開始。
ナダルはまたタイブレークになるときついかな、とここで感じた。
ただファイナルセットはタイブレ無しなので、ここでエンドレスキープしてれば勝機はあるかなと。
ナダルがリードしてるものの、フェデラーの困ったときのファーストが無敵、かつ、ラリーもそこまでお互い差をつけられていないので、フェデラーが逆転勝利といこともありえそうだと思った。
■第二次キープ大戦
相変わらずお互いがサービスキープ。ナダルのセカンドとラリーでなんとかキープしてる姿が神がかって見えた。普通ブレークされるでしょみたいな。
第八ゲーム、フェデラーがまた必殺フォアの直球を決め手から、ストローク、特にフォアのキレが増し始める。すなわち、ミスも少なくなってきた。強打しまくり、そしてセカンドでネットダッシュをみせたりと、アグレッシブな姿勢をみせる。
あと、このセットで気になったのがナダルの浅い球。フェデラーのバックへあえてなのかわからないが浅く打ち、ネットに出させてパスってポイントがあった。わざとだったら巧なやつですねナダルは。おそらくたまたまだと思うけど。でも2回あった。
で、このセットもタイブレーク突入。フェデラー有利と思っていたが、ナダルがフェデラーのファーストを神レシーブしてラリーにもちこみミニブレーク。
しかし、ここからナダルはフェデラーに、なぜ彼がナンバーワンであり続け、そしてウィンブルドンを5連覇もしたのかを思い知らされる。ナダルのチャンピオンシップポイントでもガンガン攻め、そして自分のサーブでは神ファーストを叩き込んで、心の強さを見せつけた。心理的変化を顔とプレーに出さないフェデラーに脱帽。それ全仏でみせろよ。
よってフェデラーが7-6でこのセットも取り、ついにフルセット突入。ここからは、ラリーでしくじった方の負け。フェデラーはファーストが入り続ければ、勝てる確率は高まるだろう。そしてナダルは神レシーブと、その後のラリーを制すことが出来れば勝てるだろうと。ちょっとナダルの方が大変。
■第三次キープ大戦 ~神レシーブと勇気~
このセットも引き続きキープのしあい。てか、2セットやってブレークなしとかすごくね?フェデラーはわかるとして、特にナダルはビッグサーバーでもないのに。
このセットで気づいたのは、フェデラーのストロークの精度が上がったことがあげられる。やっぱナダル主導のラリーではまだミスがあるが、他のセットに比べたら少なくなった。
あと、ナダルがドロップを使い始めた。ただ、あきらかやることなくなって仕方なくというドロップもあった。その後は使わなくなった。そしてやっぱりナダルといえば神フットワーク。
そしてハイライトは7-7で迎えたフェデラーサーブ。ここでナダルがフェデラーのファーストをレシーブしまくる。
ただ、ストロークの調子が上がってるフェデラー、浅いレシーブはことごとくコートに突き刺してきていた。ただ、うまく返ればナダルペース。そんなこんなでデュースになり、しかもそのポイントで追い詰められかけたが、ここでバモスパスが炸裂。ついにブレークポイントを握り、どうやってとったか忘れたが、とにかくフェデラーのサーブをブレーク。
そして運命のナダルサーブ。前のセットのタイブレークの反省か、勇気を出してサービスダッシュ、そしてボレーに出たりとアグレッシブにプレー。ただ、サーブはあいかわらずプレスメントを重視し、フェデラーのバックへ。それでもラリーでなんとかポイントをとり、最後はフェデラーが芝のイレギュラーにやられ、超絶アングルをネットにかけてしまい試合決着。ナダルが9-7で取り初優勝。おめでとう!
■感想
ものすごい内容だった。特に後半の3セット。ブレークがあったのが1ゲームだけってどんだけだよ。
あと、ナダルのラリー能力とフットワークにはあらためて驚きというか、尊敬です。これが並みなら、絶対ブレークされまくっていたと思います。
そしてやっぱこの試合の救世主は神レシーブだった。
そしてフェデラー。ナダルには負けたものの、ファーストサーブのコース、そしてレポには書かなかったが、バックハンドの攻撃力が上がっている気がした。ていうか、ストローク自体に力強さを感じた。そして、目立たなかったが、かなり守備もがんばってた。
全米はジョコビッチ、もしかしたらサフィンに注意ですね。ナダルはわからないです。
2008年06月27日
ナダル vs グルビス ~ラトビアなめんな~
管理人の2008年お気に入り選手の1人グルビス。
グルビスの良さは全仏で披露した、強力なファーストサーブとフォア。そして何気にバックがいいことは以前のマッチレポでも書いたような。そして一番うまいのがドロップ。
一方、ナダル。グルビスなめたらえらいことになる予感。
まぁそんなそぶりをみせた選手は見たことないけど。
つまり、調子が上がらないと負ける可能性あるぞと。
管理人はグルビス勝利を予想して観戦。。。
■ミッション:相手のサーブをブレークせよ
立ち上がりからグルビスのファーストが入りまくる。
ナダルも一度、神リターンをしたがストロークであっさり攻められグルビスラブゲームキープ。
ナダルのサーブはというと、まだイマイチキレがないものの、グルビスがフォアを勝手にミスってくれるので普通にキープ。グルビスがほぐれたらヤバイよ?
グルビスはまたラブゲームキープ。ここでストロークも本来の姿を見せ始める。
これはサービスキープしながらお互いチャンスを待つ展開な気配。ナダルはメンタルではそんなに崩れないので、グルビスは運と実力でブレークが必要になる。ナダルはとにかくキープして、まだ粗のあるグルビスをラリーで圧倒すれば勝手に動揺して崩せそうである。
しかしラブゲームキープでノリノリのグルビスはナダルの甘いサーブをリターンエース。ナダルは油断できない状況に。
それでもグルビスを動かしてガッツリ打たせないように左右に振ってポイントを重ねキープ。
その次のグルビスのサービスゲームでやっとナダルはポイント。しかしまだ完璧にリターンができず、甘い球をグルビスがドカン。そしてついに全仏でジョコビッチをいじめた巧ドロップを披露。サービスキープ。
このあとはお互いサービスキープが続き、ナダルサーブの第11ゲームで事件発生。グルビスが巧ドロップ→ナダルとった、と思いきや2バウンドでとったと審判は判定。ナダルは「取ったど~」とアピールするも無駄に終わる。
スローで見る限りはナダルはちゃんと1バウンドで返してるように見えたよ。
で、ナダルはここで、ラリーでお馴染みバック大作戦を始めるが、グルビスはバックが弱いわけでもないのでコレを打破。まぁ正確に言うと、まだナダルのストロークに切れがなかっただけだけど。グルビスはナダルのサーブをついにブレークして、自分のサーブを難なくキープ。しかもまた巧ドロップ成功。今のところ巧ドロップで組み立てたポイントは100%でとっている。グルビスが第一セットを7-5で取っちゃう。
■ミッション:ラリーを支配せよ
相変わらずグルビスはサーブ好調。ただラリーで嫌な落とし方をし始める。つまり微妙にアウトしたりどフラットで打ってロングすぎたりと。いちよここはサーブのおかげでキープ。
ナダルはラリーで少し支配できるようになってきた。ただまだ角度がついていないので、グルビスが躍動する場面がまだ見られた。しかしここは普通にサービスキープ。第2セットもこの展開か、、、、
と、思いきやついにグルビスのファーストサーブの確率が落ちる。おそらく、ラリーで押され始める→ファースト入れて楽したい→力んで入らない→結局セカンド→ラリーでやられるという、手に取るようにわかる心理面の変化だった。
よってついにブレークされる。
ここからはナダルの時間。球に角度がつき始め、バック大作戦がエグくなる。ボールに角度をつけながら、浅めに打ったり深く打ったりしてた。しかもスピンかかってるのでグルビスはタイミングで打つカウンターが出来ない。バックケアしてたら逆つかれたりとイジメ状態。しかしグルビスのバックの返球はかなりいいのを打ってた。ただナダルのフォア側に打ちすぎだぞと。こうしてゲームは一気にナダルリードの5-1。
ただグルビスはここで開きなおり、バカ打ち開始。修造いわく、うまくいかない時こうゆうの大事なんだって。で、グルビスはファーストが復活しキープ。
しかし残念なことに、ナダルのサーブも調子が出てきて、イマイチだったサーブのコースが良くなる。よってナダルがサーブをキープして第二セットを6-2で奪取。
■ミッション:相手のサーブをブレークせよ2
バカ打ちでサーブが復活したグルビス。本来の力が目覚め始めたナダル。こうなるとまたまたシーソーゲームの復活。
ただ第一セットと違うのは、長いラリーでグルビスが主導権をほとんど握れてないこと。これを修正しないとタイブレークで命取りに。ナダルはあいかわらずバック大作戦。なぜかグルビスはフォア大作戦。たまに強烈なバックを打って打破するものの、いいようにラリーでは支配されていた。ナダルのスライスも効きはじめ、グルビスはなかなかナダルのサービスをブレークできる気配がない。
しかもだんだんセットの後半からナダルがグルビスのファーストを触り始める。それでもコースがついたらとれないよねってことでグルビスはなんとか踏ん張り続ける。しかし相変わらず巧ドロップを使ったポイントは100%取っている。すげぇーな。。
で、予想通りタイブレーク突入。ナダルはいやらしいことに、バック大作戦を必要なときに放棄。フォアへ打ち始める。「そんなこと聞いてないよ~」のグルビスはボールにすら触れず。しかも一か八かショットになりつつあるフォアは自分のサーブの時にミスしていて、半ば自滅気味。
言うまでもなくナダルが地力を見せつけ第三セットを7-6でとる。
■ミッション:集中し続けろ
このセット取ればフルセットに持ち込めるグルビス。
ナダルは手堅くキープするのでまたタイブレークに持ち込むしかない。そんなグルビスはまだ集中しているらしく、ファーストは良く入る。ただ、ボレーがまだまだなことがバレ始める。コースが甘いのでナダルにパスを献上していた。
相変わらずラリーでは主導権を握れず、そして相変わらずドロップしたら100%ポイントを取っていた。
そんな奮闘中のグルビスもついにダブルフォルトをきっかけに崩壊し始める。しかもナダルが戦い方を緑から赤にチェンジ。つまり、グルビスのバックに集める球をクレーで打つような球に変えて打ち始める。
なんか球の感じが変わってそれに合わしちゃったグルビスはどんどん崩れ、あっという間に試合は6-3でゲームセット。
■感想
結局のところ、グルビスが勝てそうにみえるが、実はそんなチャンスはあまりなかったという感じの試合だった。
ナダルがラリーで安定感と巧みさをみせる格好となった。
グルビスにはフルセットいってもらいたかったが、ちょうどNHKの放送はEUROのスペイン×ロシアの直前に終わってくれたので助かったっていう複雑な気分です。
まぁこれで、普段WOWOW観れない人にグルビスの名が広がったと思います。今後の成長に期待です↑
グルビスの良さは全仏で披露した、強力なファーストサーブとフォア。そして何気にバックがいいことは以前のマッチレポでも書いたような。そして一番うまいのがドロップ。
一方、ナダル。グルビスなめたらえらいことになる予感。
まぁそんなそぶりをみせた選手は見たことないけど。
つまり、調子が上がらないと負ける可能性あるぞと。
管理人はグルビス勝利を予想して観戦。。。
■ミッション:相手のサーブをブレークせよ
立ち上がりからグルビスのファーストが入りまくる。
ナダルも一度、神リターンをしたがストロークであっさり攻められグルビスラブゲームキープ。
ナダルのサーブはというと、まだイマイチキレがないものの、グルビスがフォアを勝手にミスってくれるので普通にキープ。グルビスがほぐれたらヤバイよ?
グルビスはまたラブゲームキープ。ここでストロークも本来の姿を見せ始める。
これはサービスキープしながらお互いチャンスを待つ展開な気配。ナダルはメンタルではそんなに崩れないので、グルビスは運と実力でブレークが必要になる。ナダルはとにかくキープして、まだ粗のあるグルビスをラリーで圧倒すれば勝手に動揺して崩せそうである。
しかしラブゲームキープでノリノリのグルビスはナダルの甘いサーブをリターンエース。ナダルは油断できない状況に。
それでもグルビスを動かしてガッツリ打たせないように左右に振ってポイントを重ねキープ。
その次のグルビスのサービスゲームでやっとナダルはポイント。しかしまだ完璧にリターンができず、甘い球をグルビスがドカン。そしてついに全仏でジョコビッチをいじめた巧ドロップを披露。サービスキープ。
このあとはお互いサービスキープが続き、ナダルサーブの第11ゲームで事件発生。グルビスが巧ドロップ→ナダルとった、と思いきや2バウンドでとったと審判は判定。ナダルは「取ったど~」とアピールするも無駄に終わる。
スローで見る限りはナダルはちゃんと1バウンドで返してるように見えたよ。
で、ナダルはここで、ラリーでお馴染みバック大作戦を始めるが、グルビスはバックが弱いわけでもないのでコレを打破。まぁ正確に言うと、まだナダルのストロークに切れがなかっただけだけど。グルビスはナダルのサーブをついにブレークして、自分のサーブを難なくキープ。しかもまた巧ドロップ成功。今のところ巧ドロップで組み立てたポイントは100%でとっている。グルビスが第一セットを7-5で取っちゃう。
■ミッション:ラリーを支配せよ
相変わらずグルビスはサーブ好調。ただラリーで嫌な落とし方をし始める。つまり微妙にアウトしたりどフラットで打ってロングすぎたりと。いちよここはサーブのおかげでキープ。
ナダルはラリーで少し支配できるようになってきた。ただまだ角度がついていないので、グルビスが躍動する場面がまだ見られた。しかしここは普通にサービスキープ。第2セットもこの展開か、、、、
と、思いきやついにグルビスのファーストサーブの確率が落ちる。おそらく、ラリーで押され始める→ファースト入れて楽したい→力んで入らない→結局セカンド→ラリーでやられるという、手に取るようにわかる心理面の変化だった。
よってついにブレークされる。
ここからはナダルの時間。球に角度がつき始め、バック大作戦がエグくなる。ボールに角度をつけながら、浅めに打ったり深く打ったりしてた。しかもスピンかかってるのでグルビスはタイミングで打つカウンターが出来ない。バックケアしてたら逆つかれたりとイジメ状態。しかしグルビスのバックの返球はかなりいいのを打ってた。ただナダルのフォア側に打ちすぎだぞと。こうしてゲームは一気にナダルリードの5-1。
ただグルビスはここで開きなおり、バカ打ち開始。修造いわく、うまくいかない時こうゆうの大事なんだって。で、グルビスはファーストが復活しキープ。
しかし残念なことに、ナダルのサーブも調子が出てきて、イマイチだったサーブのコースが良くなる。よってナダルがサーブをキープして第二セットを6-2で奪取。
■ミッション:相手のサーブをブレークせよ2
バカ打ちでサーブが復活したグルビス。本来の力が目覚め始めたナダル。こうなるとまたまたシーソーゲームの復活。
ただ第一セットと違うのは、長いラリーでグルビスが主導権をほとんど握れてないこと。これを修正しないとタイブレークで命取りに。ナダルはあいかわらずバック大作戦。なぜかグルビスはフォア大作戦。たまに強烈なバックを打って打破するものの、いいようにラリーでは支配されていた。ナダルのスライスも効きはじめ、グルビスはなかなかナダルのサービスをブレークできる気配がない。
しかもだんだんセットの後半からナダルがグルビスのファーストを触り始める。それでもコースがついたらとれないよねってことでグルビスはなんとか踏ん張り続ける。しかし相変わらず巧ドロップを使ったポイントは100%取っている。すげぇーな。。
で、予想通りタイブレーク突入。ナダルはいやらしいことに、バック大作戦を必要なときに放棄。フォアへ打ち始める。「そんなこと聞いてないよ~」のグルビスはボールにすら触れず。しかも一か八かショットになりつつあるフォアは自分のサーブの時にミスしていて、半ば自滅気味。
言うまでもなくナダルが地力を見せつけ第三セットを7-6でとる。
■ミッション:集中し続けろ
このセット取ればフルセットに持ち込めるグルビス。
ナダルは手堅くキープするのでまたタイブレークに持ち込むしかない。そんなグルビスはまだ集中しているらしく、ファーストは良く入る。ただ、ボレーがまだまだなことがバレ始める。コースが甘いのでナダルにパスを献上していた。
相変わらずラリーでは主導権を握れず、そして相変わらずドロップしたら100%ポイントを取っていた。
そんな奮闘中のグルビスもついにダブルフォルトをきっかけに崩壊し始める。しかもナダルが戦い方を緑から赤にチェンジ。つまり、グルビスのバックに集める球をクレーで打つような球に変えて打ち始める。
なんか球の感じが変わってそれに合わしちゃったグルビスはどんどん崩れ、あっという間に試合は6-3でゲームセット。
■感想
結局のところ、グルビスが勝てそうにみえるが、実はそんなチャンスはあまりなかったという感じの試合だった。
ナダルがラリーで安定感と巧みさをみせる格好となった。
グルビスにはフルセットいってもらいたかったが、ちょうどNHKの放送はEUROのスペイン×ロシアの直前に終わってくれたので助かったっていう複雑な気分です。
まぁこれで、普段WOWOW観れない人にグルビスの名が広がったと思います。今後の成長に期待です↑
2008年06月26日
サフィン vs ジョコビッチ第三セットだけ
NHKで第三セットだけ放送されました。これだけで今日の試合の流れがわかるかっていう。しかもちょっと編集されて2、3ゲームとばしていた気が。
試合はジョコビッチ絶不調、サフィン鬼神化というわけでもなく、フィーリングがいまひとつで肝心な所のミスが多いジョコビッチに対して、サフィンが堅実にラリーしてポイントを重ねる展開。ただ、相変わらずサフィンのバックのストレートは鬼だった。ここでサフィンもつられてミスして、リードを許すとジョコビッチが復活してしまうわけだが、要所ではしっかりポイントを取りリードさせないサフィンに「巧」。
第一、第二セットでジョコビッチがリードすることってなかったんですかね?
この試合でジョコビッチが苦労してたのが「サーブ」。自分のサーブ、ファーストもだが、セカンドも入らなくてダブルフォルトがちらほら。そしてサフィンのサーブ。
サフィンは、ファーストがこのセットではそこまで入ってないのになんでジョコビッチ苦しんでるの?
その答えはサフィンのキックサーブ。どんだけキックするんだといわんばかりのセカンドをジョコビッチのボディにぶち込んでた。もちろん他の球種も威力があり、ジョコビッチは攻撃的なリターンができた回数が少なかった気が。
ファーストが入ったときは言うまでもなく。ブロックリターンのブロックを破壊していた。
サフィン楽ちんでサービスキープ、ジョコビッチ不安定なサービスゲーム、で試合は進み、言うまでもなくサフィンがこのセットを取り勝利。
■感想
サフィンはこの先まだまだ油断できない。勝ち上がるかは未定だが、ワウリンカやバグダティスはかなり危険人物。
サフィンが本当に好調なのかはこの先の試合でわかってくるでしょう。
準決でフェデラーとできるといいね。
ジョコビッチはドンマイ。負けた原因は不明だが、サフィンがべストのジョコビッチを叩きつぶしたという感じでもなかったので、メンタル的なものかと。
ちなみに、今日のグルビス×ナダル密かに楽しみです。
全仏でのジョコビッチに対するグルビスの頑張りは驚きでしたから。グルビスのサーブをナダルが神リターンできるか見ものです。
試合はジョコビッチ絶不調、サフィン鬼神化というわけでもなく、フィーリングがいまひとつで肝心な所のミスが多いジョコビッチに対して、サフィンが堅実にラリーしてポイントを重ねる展開。ただ、相変わらずサフィンのバックのストレートは鬼だった。ここでサフィンもつられてミスして、リードを許すとジョコビッチが復活してしまうわけだが、要所ではしっかりポイントを取りリードさせないサフィンに「巧」。
第一、第二セットでジョコビッチがリードすることってなかったんですかね?
この試合でジョコビッチが苦労してたのが「サーブ」。自分のサーブ、ファーストもだが、セカンドも入らなくてダブルフォルトがちらほら。そしてサフィンのサーブ。
サフィンは、ファーストがこのセットではそこまで入ってないのになんでジョコビッチ苦しんでるの?
その答えはサフィンのキックサーブ。どんだけキックするんだといわんばかりのセカンドをジョコビッチのボディにぶち込んでた。もちろん他の球種も威力があり、ジョコビッチは攻撃的なリターンができた回数が少なかった気が。
ファーストが入ったときは言うまでもなく。ブロックリターンのブロックを破壊していた。
サフィン楽ちんでサービスキープ、ジョコビッチ不安定なサービスゲーム、で試合は進み、言うまでもなくサフィンがこのセットを取り勝利。
■感想
サフィンはこの先まだまだ油断できない。勝ち上がるかは未定だが、ワウリンカやバグダティスはかなり危険人物。
サフィンが本当に好調なのかはこの先の試合でわかってくるでしょう。
準決でフェデラーとできるといいね。
ジョコビッチはドンマイ。負けた原因は不明だが、サフィンがべストのジョコビッチを叩きつぶしたという感じでもなかったので、メンタル的なものかと。
ちなみに、今日のグルビス×ナダル密かに楽しみです。
全仏でのジョコビッチに対するグルビスの頑張りは驚きでしたから。グルビスのサーブをナダルが神リターンできるか見ものです。
2008年06月24日
錦織 vs ジケル感想
前の大会で腹筋を痛めた錦織君。筋肉系の負傷ということで、酸素カプセルでも入らない限りそんな1週間程度でそこまで良くならない予感を感じながら観戦。
試合の様子から棄権はするだろうなと思ってたら案の定棄権。それでも第三セットまでストロークで持ち味を発揮し続けた。完璧に治してまたがんばって欲しいです。ハードのマスターズの準決で待ってます↑
で、試合は最初こそバックハンドのミスが目立ったものの、ガッツリ構えたフォアでは伸びのある球でジケルを押しまくる。サーブもややスライス気味のフラットや回転系のサーブを深く入れ、レシーブからアタックされた印象はなかった。
一方、ジケル。フェレールには負けたものの前哨戦で準優勝。サーブが強烈で、そこから甘い球、浅い球を攻撃につなげていた。ある程度自分のサーブが計算できる選手。
それが計算できなくなると、第一セットみたいに審判に色々話したり、イラついた様子をみせていた。
余談だが、試合中どこからか、フェレールの打つ声っぽいのが聞こえたのが笑えた。
全体的にラリーになると錦織が鋭いバックとミサイルフォアでポイントを重ねていたが、問題はジケルのサーブ。ファーストはしょうがないとして、セカンドでどうも第2セットからアタックができていなかった。腹筋の影響か、ジケルのセカンドが相当よかったのか。それは不明だが、とにかくレシーブできても微妙に浅くて、ジケルに攻められていた。
よってジケルが楽々キープしちゃうので、自分のサーブでのミスが命取りに。普段はどうなのかわからないが、なんか押し込まれてベースラインから打ったときのネットが多かった。
そして第三セットを数ポイントしてから棄権。ストロークは打ててもサーブとか振られたときがきつそうだったので、これに納得。何年かぶりにドキドキしながら試合みました。
健康な状態で全米に出れるといいね!
なんか面白いカードがあったらまたレポを書きたいと思います。
試合の様子から棄権はするだろうなと思ってたら案の定棄権。それでも第三セットまでストロークで持ち味を発揮し続けた。完璧に治してまたがんばって欲しいです。ハードのマスターズの準決で待ってます↑
で、試合は最初こそバックハンドのミスが目立ったものの、ガッツリ構えたフォアでは伸びのある球でジケルを押しまくる。サーブもややスライス気味のフラットや回転系のサーブを深く入れ、レシーブからアタックされた印象はなかった。
一方、ジケル。フェレールには負けたものの前哨戦で準優勝。サーブが強烈で、そこから甘い球、浅い球を攻撃につなげていた。ある程度自分のサーブが計算できる選手。
それが計算できなくなると、第一セットみたいに審判に色々話したり、イラついた様子をみせていた。
余談だが、試合中どこからか、フェレールの打つ声っぽいのが聞こえたのが笑えた。
全体的にラリーになると錦織が鋭いバックとミサイルフォアでポイントを重ねていたが、問題はジケルのサーブ。ファーストはしょうがないとして、セカンドでどうも第2セットからアタックができていなかった。腹筋の影響か、ジケルのセカンドが相当よかったのか。それは不明だが、とにかくレシーブできても微妙に浅くて、ジケルに攻められていた。
よってジケルが楽々キープしちゃうので、自分のサーブでのミスが命取りに。普段はどうなのかわからないが、なんか押し込まれてベースラインから打ったときのネットが多かった。
そして第三セットを数ポイントしてから棄権。ストロークは打ててもサーブとか振られたときがきつそうだったので、これに納得。何年かぶりにドキドキしながら試合みました。
健康な状態で全米に出れるといいね!
なんか面白いカードがあったらまたレポを書きたいと思います。
2008年06月09日
ナダル vs フェデラー ~パーフェクト・ビクトリー~
試合前にレジェンド勢揃い。ジョコビッチ戦に続き注目度抜群。
今のナダルはハンブルグの時と完成度が違う。
完全に今はめざせ4連覇バージョン。特に柳さんが指摘していたバックのクロスはハンブルグではそこまで打ってなかった。
で、フェデラーはどうか。劇的な変化はないものの、解説陣いわくバックでスピンで打つことが増えたらしい。
ナダル相手にこれが有効なのかは不明。これが浅くなったら厳しいってさ!
■ジョコビッチ症候群
攻めたいフェデラーに対してナダルはしっかり球を返す。
あいかわらずバックは強く、フェデラーもおそらく内心ビックリ。回り込みフォアじゃないぶんナダルは打った後のオープンスペースへのカバーも若干早くなるのでこれは厄介。
どうするフェデラー。で、ナダルはフェデラーの厳しいサーブをことごとくレシーブ。ただ浅いのでフェデラーがアタックするものの、ネット。
つい最近見た光景。そうしたミスもありナダルがいきなりブレーク。
これは早くブレークバックしたいフェデラー。このゲームでは果敢に早い攻めに強打。まさにジョコビッチ作戦。
が、ジョコビッチと同じように点でうまくいくが、それが線とならない。すなわち、途切れ途切れでしかできないので競るんだけど肝心なところでミスしてしまう。よってナダルがキープ。
ここのサーブは絶対キープしたいフェデラー。ナダルの今日のレシーブは神レベル。厳しいコースに来てもフォアでは深い所に返すし、触れば上出来なアドサイドのセンターへのフラットがきてもバックでうまくレシーブ。ただこれはキレイに返すこと自体凄いのだが浅いので、フェデラーはこれをアタックしたい。セカンドではほとんど優位が作れていなかった。
で、このゲームではファーストが厳しいところに打てたので比較的楽にキープ。
ナダルはサーブは速くないものの回転の量や球種を変えることで、フェデラーのバックに簡単なミスを誘発させていた。いうまでもなくナダルはフツーにキープ。
ここから悪夢がスタート。フェデラーはファーストをナダルに神レシーブされラリーを強いられる。例のバックが浅くなったところをナダルに攻められる。
さらにナダルは噂のバックでダウン・ザ・ラインに強打。
これは過去3回の対戦でそんなに見られなかったのでは?
これではいけないとフェデラーネットへ出撃。しかしナダルのわざと1本打たせる球がクソうまい。フェデラーはかなり低い打点でボレーさせられ、次の球で楽々パスをされてしまう。これだけやられたこともありナダルがブレーク。
ゲームカウント3-1。
ここからはフェデラーがナダルに押されることもあるが、精神的なものでミスを連発。一気にナダルにゲームをとられてしまい、ナダルがなんと6-1で第一セットを先取。
フェデラーはジョコビッチみたいにきっかけがあれば復活するだろうと。ジョコビッチ症候群のワクチンは、ずばりナダルのサーブをブレイクすることかな。
■自信を取り戻せ!
あいかわらずフェデラはミスが多く、ナダルが2-0でリード。
しかしナダルサーブでついにフェデラーがらしさをみせる。
早い攻めがついに実を結び、ナダルに良い体勢で球を打たせる暇を与えずついにブレーク。
ここからはフェデラーが復活。浅い球をアングルへ打ち、返ったきた球をネットでしとめる。ボレーの角度のつけ方が絶妙で、テニスお化けぶりをようやく発揮。
■悲しいお知らせ
フェデラーがこのままいっちゃうのかと思いきや、今回のナダルは目指せ4連覇バージョン。フェデラーがアタックをためらった時はすかさず主導権を握る。そしてフェデラーのネットプレーに対してもことごとく低い打点で打たせ、フェデラーに再び混乱をもたらす。結局ナダルがブレークしてこのセットもナダルが6-3でとる。
■チャンピオンロード
ここまでボコボコにされるとヘコまざるおえないフェデラー。良いサーブを打っても神レシーブ。ストロークでせめても、ナダルが持ち前のフットワークで良い体勢で打ち、有利な状況が作れない。守れば後は攻められるだけ。ネットにでても神・低い打点でボレーさせるショットを打たれ、やってられない状況に。
よってあっという間に試合はなんと6-0で終了。
ナダルが全試合ストレートで全仏制覇!
おめでとう!!!
■感想
ナダルは本当に強かった。フェデラーはがんばっていたが、やはりジョコビッチと同じように早い攻めのミスが減らせられなかった。コレが決まらないと始まらないぜみたいな。相手あってのことだからこれだけが原因ではないだろうが。。
ナダル攻略への答えはやはりハンブルグのジョコビッチ。
とにかくハードのように時間に余裕を与えないこと、サーブとボレーの出来に高次元の質を保つことが要求されそう。
こりゃ大変だ。やはり自分はジョコビッチに可能性を感じる。
今のナダルはハンブルグの時と完成度が違う。
完全に今はめざせ4連覇バージョン。特に柳さんが指摘していたバックのクロスはハンブルグではそこまで打ってなかった。
で、フェデラーはどうか。劇的な変化はないものの、解説陣いわくバックでスピンで打つことが増えたらしい。
ナダル相手にこれが有効なのかは不明。これが浅くなったら厳しいってさ!
■ジョコビッチ症候群
攻めたいフェデラーに対してナダルはしっかり球を返す。
あいかわらずバックは強く、フェデラーもおそらく内心ビックリ。回り込みフォアじゃないぶんナダルは打った後のオープンスペースへのカバーも若干早くなるのでこれは厄介。
どうするフェデラー。で、ナダルはフェデラーの厳しいサーブをことごとくレシーブ。ただ浅いのでフェデラーがアタックするものの、ネット。
つい最近見た光景。そうしたミスもありナダルがいきなりブレーク。
これは早くブレークバックしたいフェデラー。このゲームでは果敢に早い攻めに強打。まさにジョコビッチ作戦。
が、ジョコビッチと同じように点でうまくいくが、それが線とならない。すなわち、途切れ途切れでしかできないので競るんだけど肝心なところでミスしてしまう。よってナダルがキープ。
ここのサーブは絶対キープしたいフェデラー。ナダルの今日のレシーブは神レベル。厳しいコースに来てもフォアでは深い所に返すし、触れば上出来なアドサイドのセンターへのフラットがきてもバックでうまくレシーブ。ただこれはキレイに返すこと自体凄いのだが浅いので、フェデラーはこれをアタックしたい。セカンドではほとんど優位が作れていなかった。
で、このゲームではファーストが厳しいところに打てたので比較的楽にキープ。
ナダルはサーブは速くないものの回転の量や球種を変えることで、フェデラーのバックに簡単なミスを誘発させていた。いうまでもなくナダルはフツーにキープ。
ここから悪夢がスタート。フェデラーはファーストをナダルに神レシーブされラリーを強いられる。例のバックが浅くなったところをナダルに攻められる。
さらにナダルは噂のバックでダウン・ザ・ラインに強打。
これは過去3回の対戦でそんなに見られなかったのでは?
これではいけないとフェデラーネットへ出撃。しかしナダルのわざと1本打たせる球がクソうまい。フェデラーはかなり低い打点でボレーさせられ、次の球で楽々パスをされてしまう。これだけやられたこともありナダルがブレーク。
ゲームカウント3-1。
ここからはフェデラーがナダルに押されることもあるが、精神的なものでミスを連発。一気にナダルにゲームをとられてしまい、ナダルがなんと6-1で第一セットを先取。
フェデラーはジョコビッチみたいにきっかけがあれば復活するだろうと。ジョコビッチ症候群のワクチンは、ずばりナダルのサーブをブレイクすることかな。
■自信を取り戻せ!
あいかわらずフェデラはミスが多く、ナダルが2-0でリード。
しかしナダルサーブでついにフェデラーがらしさをみせる。
早い攻めがついに実を結び、ナダルに良い体勢で球を打たせる暇を与えずついにブレーク。
ここからはフェデラーが復活。浅い球をアングルへ打ち、返ったきた球をネットでしとめる。ボレーの角度のつけ方が絶妙で、テニスお化けぶりをようやく発揮。
■悲しいお知らせ
フェデラーがこのままいっちゃうのかと思いきや、今回のナダルは目指せ4連覇バージョン。フェデラーがアタックをためらった時はすかさず主導権を握る。そしてフェデラーのネットプレーに対してもことごとく低い打点で打たせ、フェデラーに再び混乱をもたらす。結局ナダルがブレークしてこのセットもナダルが6-3でとる。
■チャンピオンロード
ここまでボコボコにされるとヘコまざるおえないフェデラー。良いサーブを打っても神レシーブ。ストロークでせめても、ナダルが持ち前のフットワークで良い体勢で打ち、有利な状況が作れない。守れば後は攻められるだけ。ネットにでても神・低い打点でボレーさせるショットを打たれ、やってられない状況に。
よってあっという間に試合はなんと6-0で終了。
ナダルが全試合ストレートで全仏制覇!
おめでとう!!!
■感想
ナダルは本当に強かった。フェデラーはがんばっていたが、やはりジョコビッチと同じように早い攻めのミスが減らせられなかった。コレが決まらないと始まらないぜみたいな。相手あってのことだからこれだけが原因ではないだろうが。。
ナダル攻略への答えはやはりハンブルグのジョコビッチ。
とにかくハードのように時間に余裕を与えないこと、サーブとボレーの出来に高次元の質を保つことが要求されそう。
こりゃ大変だ。やはり自分はジョコビッチに可能性を感じる。
2008年06月07日
ナダル vs ジョコビッチ ~リターンマッチ~
ハンブルグの再戦。5セットマッチということで初っ端からジョコビッチはフルパワーではこないだろうと。
ナダルは調子が良さそう。こうゆうときは良くも悪くもジョコビッチ次第。ナダルはアルマグロみたいに雪崩がおきないでしょう。
■破壊光線
ファーストポイント、そして第1ゲームのラリーからなかなかエッセンスが詰まっていた。しかしジョコビッチは早い攻撃でしかけると思いきや、回転をかけてしっかりつないでいた。少し守備的。これじゃストレートでさよならでしょう。
あとナダルのバックのクロスが強烈。まさに破壊光線。ジョコビッチは苦労してサービスキープ。
■思い出すものの・・
さすがジョコビッチ。フツーにのびのびとラリーしていたらナダルペースになってしまうので、早い攻めをみせ始める。
が、なんか今日はフィニッシュで球がアウトしたりネットしたりと大乱調。おまけに球がすこし浅く、ナダルに振り回され放題。逆襲しようと無理し、ミスを重ねる場面もちらほら。あとナダルはサーブがよかった。
しかし、あきらめずに早い攻めをジョコビッチは貫き、なんとかお互いキープ。スコアは2-1
しかし次のゲーム、ジョコビッチはブレークされてしまう。
ネットプレーとかもみせ始めていたが、ナダルがラリーで圧倒し破壊光線もここで炸裂。
その後はキープが続き、ナダルが第1セット先取。
ジョコビッチは正しいことをしているが報われず。
■状況は変わらず
ジョコビッチは初っ端からブレークされる苦しい立ち上がり。
第1セットと同じようなことが続いたので、このセットのレポは割愛させていただきます。ちなみにスコアはナダルの6-2。
なんとここまできてジョコビッチはブレークなし。取れれば逆に調子乗れるのではないかと。
■よっ!待ってました!
このセットでも先にナダルにブレークされ、もはや終戦の気配。が、ナダルのサーブをブレークし、ハンブルグの時の輝きが復活。
早い攻めが入るようになり、逆にナダルを圧倒。サーブもファーストが入るようになり楽々キープ。これが管理人をジョコビッチ優勝じゃね?と思わせたプレー。
ナダルに隙を与えず勝負はタイブレークへ・・・
■隠したナイフは鋭かった
この勢いのジョコビッチならタイブレーク取るだろうと予感していたが、今度はナダルがジョコビッチのわずかな隙を突き、早めにアタック、アタック、アタック。
あっという間に6-0。ジョコビッチが最後の抵抗をみせるものの、時すでに遅し。ナダルが7-6で第3セットをとり決勝進出。
■感想
ナダルはもはやカウンターしなくても強くなった。
タイブレークで、ジョコビッチがちょっとホッとしたところを攻め込む姿に「巧」。クレーお化け。
ジョコビッチは最初から第3セットの攻めをしていたら、試合はかなりの接戦だっただろうに。
来年のジョコビッチに期待。てかウィンブルドンであの攻めをやったら優勝するんじゃないか?
■フェデラー×モンフィス感想のみ
少しは仮想ナダルになったかも。モンフィスはしっかりつなげて甘くなったらズドン。そして手足の長さをいかして、広いコートカバーリングを見せていた。
で、フェデラーは余裕があるようで、そこまで余裕がなかったかと。サーブなんて結構キープに苦労する場面がみられた。ストロークとラケットワークはさすがテニスお化け。
決勝はクレーお化け対テニスお化けの妖怪大戦争。
今日のジョコビッチっぽく早い攻めをしたり、勝負どころで
奇をてらったりしないとナダルを困らせられないだろう。
常にサービスキープできて余裕がもてるのなら、フェデラーは夢のグランドスラムかもよ。
ナダルは調子が良さそう。こうゆうときは良くも悪くもジョコビッチ次第。ナダルはアルマグロみたいに雪崩がおきないでしょう。
■破壊光線
ファーストポイント、そして第1ゲームのラリーからなかなかエッセンスが詰まっていた。しかしジョコビッチは早い攻撃でしかけると思いきや、回転をかけてしっかりつないでいた。少し守備的。これじゃストレートでさよならでしょう。
あとナダルのバックのクロスが強烈。まさに破壊光線。ジョコビッチは苦労してサービスキープ。
■思い出すものの・・
さすがジョコビッチ。フツーにのびのびとラリーしていたらナダルペースになってしまうので、早い攻めをみせ始める。
が、なんか今日はフィニッシュで球がアウトしたりネットしたりと大乱調。おまけに球がすこし浅く、ナダルに振り回され放題。逆襲しようと無理し、ミスを重ねる場面もちらほら。あとナダルはサーブがよかった。
しかし、あきらめずに早い攻めをジョコビッチは貫き、なんとかお互いキープ。スコアは2-1
しかし次のゲーム、ジョコビッチはブレークされてしまう。
ネットプレーとかもみせ始めていたが、ナダルがラリーで圧倒し破壊光線もここで炸裂。
その後はキープが続き、ナダルが第1セット先取。
ジョコビッチは正しいことをしているが報われず。
■状況は変わらず
ジョコビッチは初っ端からブレークされる苦しい立ち上がり。
第1セットと同じようなことが続いたので、このセットのレポは割愛させていただきます。ちなみにスコアはナダルの6-2。
なんとここまできてジョコビッチはブレークなし。取れれば逆に調子乗れるのではないかと。
■よっ!待ってました!
このセットでも先にナダルにブレークされ、もはや終戦の気配。が、ナダルのサーブをブレークし、ハンブルグの時の輝きが復活。
早い攻めが入るようになり、逆にナダルを圧倒。サーブもファーストが入るようになり楽々キープ。これが管理人をジョコビッチ優勝じゃね?と思わせたプレー。
ナダルに隙を与えず勝負はタイブレークへ・・・
■隠したナイフは鋭かった
この勢いのジョコビッチならタイブレーク取るだろうと予感していたが、今度はナダルがジョコビッチのわずかな隙を突き、早めにアタック、アタック、アタック。
あっという間に6-0。ジョコビッチが最後の抵抗をみせるものの、時すでに遅し。ナダルが7-6で第3セットをとり決勝進出。
■感想
ナダルはもはやカウンターしなくても強くなった。
タイブレークで、ジョコビッチがちょっとホッとしたところを攻め込む姿に「巧」。クレーお化け。
ジョコビッチは最初から第3セットの攻めをしていたら、試合はかなりの接戦だっただろうに。
来年のジョコビッチに期待。てかウィンブルドンであの攻めをやったら優勝するんじゃないか?
■フェデラー×モンフィス感想のみ
少しは仮想ナダルになったかも。モンフィスはしっかりつなげて甘くなったらズドン。そして手足の長さをいかして、広いコートカバーリングを見せていた。
で、フェデラーは余裕があるようで、そこまで余裕がなかったかと。サーブなんて結構キープに苦労する場面がみられた。ストロークとラケットワークはさすがテニスお化け。
決勝はクレーお化け対テニスお化けの妖怪大戦争。
今日のジョコビッチっぽく早い攻めをしたり、勝負どころで
奇をてらったりしないとナダルを困らせられないだろう。
常にサービスキープできて余裕がもてるのなら、フェデラーは夢のグランドスラムかもよ。
2008年06月04日
ナダル vs アルマグロ ~今日の調子は何マグロ?~
ハッピーバースデーなナダル対クレーではなかなかの強さを発揮しているらしいアルマグロ。
お互いグリーンのウェアで登場。グリーンモンスターはどっちだ?
■以外な展開
第一ゲームはアルマグロのサーブから。噂のファーストはそれほど入らないものの、ストロークで今までのナダルの相手との違いを披露。こりゃすごい試合になるかも。
と、思いきやナダルサーブの第二ゲームからアルマグロに雪崩発生。ミスが少し目立つ。
そして第三ゲームからはミスが目立ちまくる。なんかあせってるみたいらしく、攻め急いでネットにパチンというパターンがみられる。
一方ナダルは好調。以前紹介した法則をシカトし、ナダルはアルマグロの中途半端なボールをアタック。
ラリーにおいても今日はアングルが多い気がした。おそらくアルマグロの球がそれほどナダルにプッレシャーを与えられず、すこし余裕を与えてしまっているのかと。
そしてナダルはフォアほど威力がないと思われるアルマグロのバックを狙うような展開がみられた。
フォア側にに角度をつけて打つ→返ってきた球をバックへ、みたいな感じで。どこかみたことのある風景。
すべての元凶はアルマグロのいまいちさ。柳さん曰くいつもよりもさらに良いショットを打とうとして力んじゃってるんだってさ!
で、ナダルが6-1で第一セットを先取。こんなに競らないなんて予想外。
■ランダムマグロ
このセットもナダルリードの2-0まで同じような展開。イマイチ乗れないアルマグロ。
しかし第三ゲームでついにらしさを見せる。必殺フォアのストレートや、バックも実は結構打てるんだぞということを証明。証明と言っても他の相手ならストロークで主導権をとれるんだろうけど。
しかしこのゲームも落とす。ナダルのスライスにたいして、バックハンドでフェデラーみたいにスピードの変化がつけらなくて苦しむ。まぁずっとバックにスライスきたら返せるのでしょうが。
しかしついにサービスゲームで噂のファーストをみせる。
スピードこそ210~194キロくらいだが、コースがいいのでナダルはなかなかレシーブできず。よってこのセットついに一ゲームをとる。
アルマグロはサービスエースをとってウーノ、ウーノ叫んでた。あのカードゲームのウーノか、それともワックスのウーノか。はい、フツーにスペイン語でしょう。意味はわからないです。
が、このまま波に乗るかと思ったらまた逆戻り。たしかに今日のナダルは隙がみあたらないが、ここまで差が開くのか。
第二セットもナダルが6-1で取る。
■省略
第三セットでも時折らしさを見せるが、アルマグロはお手上げモードに。なんかニコニコしはじめたり、いろいろおもしろいことをするので管理人も試合をリラックスして観戦。よってレポート放棄。
このセットのハイライトをあげるとしたら最後のマッチポイントでしょう。アルマグロのフォアの鬼ストレートをナダルがアルティメットキャッチ。なんとコートに入りアルマグロがそれをハードヒットしたもののネットにズドン。試合終了。このセットも6-1でナダルがとり勝利。
■感想
ナダルは終始本気モード。解説でも指摘していたけど、アルマグロだからこそより本気だったのでしょう。
そしてアルマグロは対ナダルに関しては、まだマグロ。
自分からミスしたらナダルに対しては何も生まれないでしょう。今度は力まないでね!
予想スコアは余裕で外れました笑
正解は3-0でしたね。当たった方はおめでとうございます。景品はないけど、そのうち良いことあるかもよ!たぶん。。
■追記(ジョコビッチ vs グルビス)
寝ようと思ったけどこの試合も観戦。なんだか今回は完璧にボールを支配できてないジョコビッチ。対するグルビスは管理人と同じ19歳。錦織君はチャレンジャーでグルビスを倒したらしいよ。
で、グルビスの印象は器用というのが当てはまる。決定的な穴が見当たらない。そして本人曰く、武器はフォアとサーブ。え、バックもめちゃくちゃいいじゃん!
試合は第二セットはジョコリードの6-5から。
それにしても今日のジョコビッチはコースが少し甘い気がしなくもない。単にグルビスが攻めているのかもしれない。
今まで追っていたのに、急に追ってくる人が出現してちょっとビビってるのかもしれない。たしかにグルビスは勢いだけでなくクレバーさも披露。ドロップの使いどころがとても良い。こりゃジョコもイライラするわな。
でもなんだかんだでジョコビッチは7-6でこのセットをとる。
■イケてるのは顔だけじゃない
2セットダウンでも落ち込む気配を見せないグルビス。
ジョコビッチのフォアがちょっとでも甘いとフォアのストレートをズドン。バックの打ち合いでもグルビスがやや押し気味。ジョコビッチはもうちょっとアングルとかを使えばよかったのでは。ただ、まだまだ簡単なミスが多いのでジョコビッチを劣勢にたたすにはいたらず。
サーブは、ファーストがグルビスはよく入るのでキープし続ける。しかし、第8ゲームのブレークポイントで不運なことにラリーの時地味につまずきフォアが微妙にアウト。ブレークを許してしまう。
あぁジョコビッチはこれで決めるだろと思ったらグルビスもブレーク。ジョコビッチはファーストがなかなか入らない。
このままグルビスがこのセットとっちゃうのかと思ってみてたら結局ジョコビッチが局面での安定感をみせ7-5で第三セットを取り勝利。
■感想
グルビスのがんばりは以外だった。ストレートで敗れたもののジョコビッチをかなり苦しめた。同い年?だからがんばってね。
さて、ジョコビッチ、ついに運命のナダル戦。今日のできだと間違いなく負けるだろうと。ただ朗報しては、「どんなに今まで調子よくてもナダル戦当日で調子よくなきゃ意味ないよ」の定理がクレーではあるので熱狂的なジョコサポーターは安心してください。
実際、昨日のアルマグロや今までのフェデラーにしても、良い勝ち上がりして調子よさそうでもナダル戦ではアレ?って感じになってますよね。
柳さんも、去年のハンブルグはクレーのナダルの力をフェデラーが超えたというよりは、調子がその日はよかったのではないかと指摘してたような。。それにナダルの疲労もあったのかと。
で、ナダル戦の鍵はハンブルグの試合をおさらいした結果、ナダルのフォアにアングルや、必殺逆クロスを打つこと。
これが一番ポイントをとったり、その後のラリーの主導権を握る確率が高かった。ずっとやってたら取られちゃうので勝負どころでぜひ。あとサーブでしょう。ただジョコビッチはセカンドが良いのでフェデラーほど神経質にならなくてもいいかも。
ちなみにナダルのバック側は、アングルきても近年はスライスで時間を作っちゃうのでラリーをリセットされてしまう可能性が。ナダルも進化してるのです。
と、まぁこんな机上の空論を言ってるもののそれを実行するのはそりゃもう大変。
ジョコビッチには今日のグルビスのごとくぶつかってもらいたいですね。
お互いグリーンのウェアで登場。グリーンモンスターはどっちだ?
■以外な展開
第一ゲームはアルマグロのサーブから。噂のファーストはそれほど入らないものの、ストロークで今までのナダルの相手との違いを披露。こりゃすごい試合になるかも。
と、思いきやナダルサーブの第二ゲームからアルマグロに雪崩発生。ミスが少し目立つ。
そして第三ゲームからはミスが目立ちまくる。なんかあせってるみたいらしく、攻め急いでネットにパチンというパターンがみられる。
一方ナダルは好調。以前紹介した法則をシカトし、ナダルはアルマグロの中途半端なボールをアタック。
ラリーにおいても今日はアングルが多い気がした。おそらくアルマグロの球がそれほどナダルにプッレシャーを与えられず、すこし余裕を与えてしまっているのかと。
そしてナダルはフォアほど威力がないと思われるアルマグロのバックを狙うような展開がみられた。
フォア側にに角度をつけて打つ→返ってきた球をバックへ、みたいな感じで。どこかみたことのある風景。
すべての元凶はアルマグロのいまいちさ。柳さん曰くいつもよりもさらに良いショットを打とうとして力んじゃってるんだってさ!
で、ナダルが6-1で第一セットを先取。こんなに競らないなんて予想外。
■ランダムマグロ
このセットもナダルリードの2-0まで同じような展開。イマイチ乗れないアルマグロ。
しかし第三ゲームでついにらしさを見せる。必殺フォアのストレートや、バックも実は結構打てるんだぞということを証明。証明と言っても他の相手ならストロークで主導権をとれるんだろうけど。
しかしこのゲームも落とす。ナダルのスライスにたいして、バックハンドでフェデラーみたいにスピードの変化がつけらなくて苦しむ。まぁずっとバックにスライスきたら返せるのでしょうが。
しかしついにサービスゲームで噂のファーストをみせる。
スピードこそ210~194キロくらいだが、コースがいいのでナダルはなかなかレシーブできず。よってこのセットついに一ゲームをとる。
アルマグロはサービスエースをとってウーノ、ウーノ叫んでた。あのカードゲームのウーノか、それともワックスのウーノか。はい、フツーにスペイン語でしょう。意味はわからないです。
が、このまま波に乗るかと思ったらまた逆戻り。たしかに今日のナダルは隙がみあたらないが、ここまで差が開くのか。
第二セットもナダルが6-1で取る。
■省略
第三セットでも時折らしさを見せるが、アルマグロはお手上げモードに。なんかニコニコしはじめたり、いろいろおもしろいことをするので管理人も試合をリラックスして観戦。よってレポート放棄。
このセットのハイライトをあげるとしたら最後のマッチポイントでしょう。アルマグロのフォアの鬼ストレートをナダルがアルティメットキャッチ。なんとコートに入りアルマグロがそれをハードヒットしたもののネットにズドン。試合終了。このセットも6-1でナダルがとり勝利。
■感想
ナダルは終始本気モード。解説でも指摘していたけど、アルマグロだからこそより本気だったのでしょう。
そしてアルマグロは対ナダルに関しては、まだマグロ。
自分からミスしたらナダルに対しては何も生まれないでしょう。今度は力まないでね!
予想スコアは余裕で外れました笑
正解は3-0でしたね。当たった方はおめでとうございます。景品はないけど、そのうち良いことあるかもよ!たぶん。。
■追記(ジョコビッチ vs グルビス)
寝ようと思ったけどこの試合も観戦。なんだか今回は完璧にボールを支配できてないジョコビッチ。対するグルビスは管理人と同じ19歳。錦織君はチャレンジャーでグルビスを倒したらしいよ。
で、グルビスの印象は器用というのが当てはまる。決定的な穴が見当たらない。そして本人曰く、武器はフォアとサーブ。え、バックもめちゃくちゃいいじゃん!
試合は第二セットはジョコリードの6-5から。
それにしても今日のジョコビッチはコースが少し甘い気がしなくもない。単にグルビスが攻めているのかもしれない。
今まで追っていたのに、急に追ってくる人が出現してちょっとビビってるのかもしれない。たしかにグルビスは勢いだけでなくクレバーさも披露。ドロップの使いどころがとても良い。こりゃジョコもイライラするわな。
でもなんだかんだでジョコビッチは7-6でこのセットをとる。
■イケてるのは顔だけじゃない
2セットダウンでも落ち込む気配を見せないグルビス。
ジョコビッチのフォアがちょっとでも甘いとフォアのストレートをズドン。バックの打ち合いでもグルビスがやや押し気味。ジョコビッチはもうちょっとアングルとかを使えばよかったのでは。ただ、まだまだ簡単なミスが多いのでジョコビッチを劣勢にたたすにはいたらず。
サーブは、ファーストがグルビスはよく入るのでキープし続ける。しかし、第8ゲームのブレークポイントで不運なことにラリーの時地味につまずきフォアが微妙にアウト。ブレークを許してしまう。
あぁジョコビッチはこれで決めるだろと思ったらグルビスもブレーク。ジョコビッチはファーストがなかなか入らない。
このままグルビスがこのセットとっちゃうのかと思ってみてたら結局ジョコビッチが局面での安定感をみせ7-5で第三セットを取り勝利。
■感想
グルビスのがんばりは以外だった。ストレートで敗れたもののジョコビッチをかなり苦しめた。同い年?だからがんばってね。
さて、ジョコビッチ、ついに運命のナダル戦。今日のできだと間違いなく負けるだろうと。ただ朗報しては、「どんなに今まで調子よくてもナダル戦当日で調子よくなきゃ意味ないよ」の定理がクレーではあるので熱狂的なジョコサポーターは安心してください。
実際、昨日のアルマグロや今までのフェデラーにしても、良い勝ち上がりして調子よさそうでもナダル戦ではアレ?って感じになってますよね。
柳さんも、去年のハンブルグはクレーのナダルの力をフェデラーが超えたというよりは、調子がその日はよかったのではないかと指摘してたような。。それにナダルの疲労もあったのかと。
で、ナダル戦の鍵はハンブルグの試合をおさらいした結果、ナダルのフォアにアングルや、必殺逆クロスを打つこと。
これが一番ポイントをとったり、その後のラリーの主導権を握る確率が高かった。ずっとやってたら取られちゃうので勝負どころでぜひ。あとサーブでしょう。ただジョコビッチはセカンドが良いのでフェデラーほど神経質にならなくてもいいかも。
ちなみにナダルのバック側は、アングルきても近年はスライスで時間を作っちゃうのでラリーをリセットされてしまう可能性が。ナダルも進化してるのです。
と、まぁこんな机上の空論を言ってるもののそれを実行するのはそりゃもう大変。
ジョコビッチには今日のグルビスのごとくぶつかってもらいたいですね。
2008年06月01日
フェレール vs ヒューイットを第3セット3-3から
フェデラーの試合も見ましたが、フェデラーの調子の良さがアンチッチのがんばりを「無」にしてしまい、あまり書きどころがなかったです。
だってアンチッチが深く打ってもフォアの強打orライジングで深いループボールを打ってきたりと、もう攻めどころが不明。武器であるネットに出てもパス抜かれるしね。
そして試合全体でフェデラーが天才ぶりを披露。フェデラー万博開催でしたね。
あと第2セットのセットポイントの時のレーザービームはやばかった。アンチッチの頭の中はカオスだったでしょう。
で、本題のレポへ。
ナダル出現まではカウンター番長だったヒューイット。
しかし相手は拾いまくりのフェレール。よって焦点はコートカバーよりストロークの質へ。ヒューイットはネットなどでも攻撃したいところ。
■プレッシャーなのか?
試合は3-3から放送。実況の方の要約によると、第一セットはフェレールが圧倒。ヒューイットがおそらくスピン系の球でフェレールにあわせてしまったのかも。
そして第二セットでは速いサーフェスが得意なことを活かしフラット系の球にチェンジ。それで第二セットをとったらしい。
じゃあ第三セットではどうか。まずヒューイットはサーブがよかった。あんな際どいところにファーストが入りまくったらブレークは難しい。
そして注目のストロークは引き続きフラット系。とにかく攻撃的でしかもフェレールのストロークがなぜか浅い。しかも自分もフラット系を打ってしまい、試合は全米オープン先どり。ハードかというくらい速いペースのラリー。
フェレール、それは自分のストロングポイントじゃないだろと。よってヒューイットが押せ押せで第三セット奪取。
■反省タイム
フェレールはセット間で反省タイム。
考える人ポーズしてみたり、ラケットかじってみたり。
反省できた?
■はい、できました
変化が現れたのは1-2のヒューイットサーブから。
フェレールのフォアが回転を少し増やして深い球を演出。
だんだんフェレールらしい、ストロークで粘って甘い球をひきつけてドカンがではじめる。
そしてヒューイットもフラットが入らなくなる。それに比例してファーストの確率も落ちる。
よってこのセットでフェレール復活。第四セットはフェレールがとる。
■フルセット
ここからは試合に見入ってしまいメモがないのですが、印象としてはフェレールのバックは最後まで浅い球になることが多かったかなと。その結果、ヒューイットに攻める隙を与えてしまい第五セットも競るハメに。
しかしなんとかヒューイットのサーブを破りフェレールが勝利。ヒューイットもオールラウンドぶりを披露。おつかれ!
ウィンブルドンでがんばれ。
■感想
なかなか見応えのある試合だった。良い意味でも悪い意味でもプレーとメンタルのつながりを感じた。
■独り言
レンジャーの1人ダビデンコが撃沈。リュビチッチ久しぶり。試合は見てないのでなんともいえず。
ナダルはベルダスコと。今大会サウスポー対決4部作最終章。
奇跡の組み合わせですね!
だってアンチッチが深く打ってもフォアの強打orライジングで深いループボールを打ってきたりと、もう攻めどころが不明。武器であるネットに出てもパス抜かれるしね。
そして試合全体でフェデラーが天才ぶりを披露。フェデラー万博開催でしたね。
あと第2セットのセットポイントの時のレーザービームはやばかった。アンチッチの頭の中はカオスだったでしょう。
で、本題のレポへ。
ナダル出現まではカウンター番長だったヒューイット。
しかし相手は拾いまくりのフェレール。よって焦点はコートカバーよりストロークの質へ。ヒューイットはネットなどでも攻撃したいところ。
■プレッシャーなのか?
試合は3-3から放送。実況の方の要約によると、第一セットはフェレールが圧倒。ヒューイットがおそらくスピン系の球でフェレールにあわせてしまったのかも。
そして第二セットでは速いサーフェスが得意なことを活かしフラット系の球にチェンジ。それで第二セットをとったらしい。
じゃあ第三セットではどうか。まずヒューイットはサーブがよかった。あんな際どいところにファーストが入りまくったらブレークは難しい。
そして注目のストロークは引き続きフラット系。とにかく攻撃的でしかもフェレールのストロークがなぜか浅い。しかも自分もフラット系を打ってしまい、試合は全米オープン先どり。ハードかというくらい速いペースのラリー。
フェレール、それは自分のストロングポイントじゃないだろと。よってヒューイットが押せ押せで第三セット奪取。
■反省タイム
フェレールはセット間で反省タイム。
考える人ポーズしてみたり、ラケットかじってみたり。
反省できた?
■はい、できました
変化が現れたのは1-2のヒューイットサーブから。
フェレールのフォアが回転を少し増やして深い球を演出。
だんだんフェレールらしい、ストロークで粘って甘い球をひきつけてドカンがではじめる。
そしてヒューイットもフラットが入らなくなる。それに比例してファーストの確率も落ちる。
よってこのセットでフェレール復活。第四セットはフェレールがとる。
■フルセット
ここからは試合に見入ってしまいメモがないのですが、印象としてはフェレールのバックは最後まで浅い球になることが多かったかなと。その結果、ヒューイットに攻める隙を与えてしまい第五セットも競るハメに。
しかしなんとかヒューイットのサーブを破りフェレールが勝利。ヒューイットもオールラウンドぶりを披露。おつかれ!
ウィンブルドンでがんばれ。
■感想
なかなか見応えのある試合だった。良い意味でも悪い意味でもプレーとメンタルのつながりを感じた。
■独り言
レンジャーの1人ダビデンコが撃沈。リュビチッチ久しぶり。試合は見てないのでなんともいえず。
ナダルはベルダスコと。今大会サウスポー対決4部作最終章。
奇跡の組み合わせですね!
2008年05月31日
ジョコビッチ vs オデスニックの感想
オデスニックは競ったものの、ストレートでカニャスを倒した時点で自分の中では危険人物Aレベルに指定。個人的にジョコビッチとの対戦を楽しみにしていた。たまに横顔がサッカーポルトガル代表のデコに見えるのは気のせい?
ジョコビッチにとっては最初の山場かなと。
■期待は裏切らなかった
WOWOWの珍プレー炸裂。第一セットの6-5ジョコビッチサーブから放送開始。
オデスニックのプレーぶりに注目したところ、ストロークはネットから20センチくらいを通り、バウンド後はぶっ飛ぶまさにエッグボール。スピンとスピードが両立した厄介な球である。ジョコビッチは結構押し込まれることがあったものの、第一セットを取る。
■フツーに強い
オデスニックはファーストサーブの威力もなかなか。これが入りまくったら、ジョコビッチもサーブがいいので第一次サービスキープ大戦が勃発するかな。
で、オデスニックを見てきた結果、久々にクレ-でイケてるアメリカ人登場。ワイルドカード与えて正解。ジョコビッチを倒してアメリカンドリーム実現なるか。
■僕も書いて
はい、書きます。ジョコビッチは相変わらずディフェンスで強さを発揮。ストロークは言うまでもない。フェレールと世界守備ランキング2位を争えるんじゃない?1位はナダル。てかみんな守備いいから実際、優劣は不明。
そしてさっき書いたサービスキープ大戦は勃発せず。オデスニックはファーストが入らない。で、ジョコビッチはどうか。ジョコビッチはファーストを、フラットだけじゃなくスライスやスピンも使用。たしかどっかのゲームでコース狙いのフラットでエースとりまくりがあったような。
こんな感じに柳さんも関心の工夫ぶり。実はナダルも工夫してたり。例えばフェデラー戦なら、ずっとバックにサーブ打っていたのを、次とれば40になるポイントでコース変えたりと。ブラッド・ギルバートの書いた本にも40をとる大切さを指摘していたような。30-15が、40-15、30-30になるのはかなり違いますからね。
で、オデスニックの話に戻ると、ファーストが入らないものの、セカンドでは特にアドバンテージサイドでスライスやトップスライスなどでいいサーブを披露。コースが良いので神レシーブをもつジョコビッチでもうまく返せないことがあったり。それで優位を作りストローク戦。基本、ジョコもオデもストロークで主導権握らせたらなかなか主導権を握り返すのは難しい。だから試合は早く攻めたもん勝ちへ・・・
と、思いきや、ジョコビッチには鬼ディフェンスがあるので拾いまくってオデスニックがミスまたはジョコビッチが主導権を握ってストロークをズドン。よって第二セットも取る。
でもなんだかんだでオデスニックは善戦。
■まだ未完でした
第二セットでも見られたが、第三セットはジョコビッチがスピードでギャップをつき、オデスニックはそれにタイミングを合わせられないことが。サーブでもジョコビッチのスピンサーブのレシーブをふかしてしまったり。
ジョコビッチのマッチポイントで学習してライジングによって早いタイミングで打つものの、時すでに遅し。ジョコビッチがストレートで勝利。
■感想
オデスニックはハードでもしかたら再登場かも。芝は今日の試合からして「?」タイミング変えられても対応できるようになったら面白い。22歳に見えない(え?
■今日のドロップのコーナー
コーナーができるくらいドロップが多いジョコビッチ。
この試合ではドロップ活躍。タイミングをずらす役目や、オデスニックのやや甘ドロップをさらにドロップで返したり。
ある程度はとられるのは仕方ないので、今回は80点!
ジョコビッチにとっては最初の山場かなと。
■期待は裏切らなかった
WOWOWの珍プレー炸裂。第一セットの6-5ジョコビッチサーブから放送開始。
オデスニックのプレーぶりに注目したところ、ストロークはネットから20センチくらいを通り、バウンド後はぶっ飛ぶまさにエッグボール。スピンとスピードが両立した厄介な球である。ジョコビッチは結構押し込まれることがあったものの、第一セットを取る。
■フツーに強い
オデスニックはファーストサーブの威力もなかなか。これが入りまくったら、ジョコビッチもサーブがいいので第一次サービスキープ大戦が勃発するかな。
で、オデスニックを見てきた結果、久々にクレ-でイケてるアメリカ人登場。ワイルドカード与えて正解。ジョコビッチを倒してアメリカンドリーム実現なるか。
■僕も書いて
はい、書きます。ジョコビッチは相変わらずディフェンスで強さを発揮。ストロークは言うまでもない。フェレールと世界守備ランキング2位を争えるんじゃない?1位はナダル。てかみんな守備いいから実際、優劣は不明。
そしてさっき書いたサービスキープ大戦は勃発せず。オデスニックはファーストが入らない。で、ジョコビッチはどうか。ジョコビッチはファーストを、フラットだけじゃなくスライスやスピンも使用。たしかどっかのゲームでコース狙いのフラットでエースとりまくりがあったような。
こんな感じに柳さんも関心の工夫ぶり。実はナダルも工夫してたり。例えばフェデラー戦なら、ずっとバックにサーブ打っていたのを、次とれば40になるポイントでコース変えたりと。ブラッド・ギルバートの書いた本にも40をとる大切さを指摘していたような。30-15が、40-15、30-30になるのはかなり違いますからね。
で、オデスニックの話に戻ると、ファーストが入らないものの、セカンドでは特にアドバンテージサイドでスライスやトップスライスなどでいいサーブを披露。コースが良いので神レシーブをもつジョコビッチでもうまく返せないことがあったり。それで優位を作りストローク戦。基本、ジョコもオデもストロークで主導権握らせたらなかなか主導権を握り返すのは難しい。だから試合は早く攻めたもん勝ちへ・・・
と、思いきや、ジョコビッチには鬼ディフェンスがあるので拾いまくってオデスニックがミスまたはジョコビッチが主導権を握ってストロークをズドン。よって第二セットも取る。
でもなんだかんだでオデスニックは善戦。
■まだ未完でした
第二セットでも見られたが、第三セットはジョコビッチがスピードでギャップをつき、オデスニックはそれにタイミングを合わせられないことが。サーブでもジョコビッチのスピンサーブのレシーブをふかしてしまったり。
ジョコビッチのマッチポイントで学習してライジングによって早いタイミングで打つものの、時すでに遅し。ジョコビッチがストレートで勝利。
■感想
オデスニックはハードでもしかたら再登場かも。芝は今日の試合からして「?」タイミング変えられても対応できるようになったら面白い。22歳に見えない(え?
■今日のドロップのコーナー
コーナーができるくらいドロップが多いジョコビッチ。
この試合ではドロップ活躍。タイミングをずらす役目や、オデスニックのやや甘ドロップをさらにドロップで返したり。
ある程度はとられるのは仕方ないので、今回は80点!
2008年05月30日
ナダル vs デビルダーの感想
身長172cm、管理人より2cm小さいローランギャロスの近所のお兄さんデビルダー。ナダルと13cmの身長差でどんな戦いをみせてくれるだろうか。
そうゆう意味でも、コリアとかデビルダーみたいなちびっ子戦士達の工夫は日本人にとっては見所かもしれない。
ただ先天的な筋肉の質とかそうゆうのもあるだろうから戦い方をパクれるか疑問。コリアなんてめちゃ足速いし。
■リトルブレイバー
最近の選手は、クレーとはいえ多少球が深くても高い打点から叩く人が多い中、ナダルにスピンでストロークを挑むデビルダー。まさに小さな勇者である。しかも勝負所で早いタイミングでフラット系の強打を使うので、ナダルのバモスカウンターが使えない。
ラリーに関しては、デビルダーは常にジャンピングショット。これが果たして5セットでナダル相手に続くのか疑問。そのかわり、スピンをかけていることもあり球が深い。
よってナダルの方が球が浅い場面がちらほら。
もちろんお互いスピン主体なので、ナダルのカウンターは発動せず。体力とゲームの組み立てが勝負を分けるだろうと。
デビルダーはサーブもがんばっていた。最高スピードこそナダルより若干遅いものの、だいたい200キロ。ただレシーブ名人ナダルに試合後半に合わせられてきたら苦しいかもね。
第一セットは接戦であったが、デビルダーのミスとナダルの試合巧者ぶりでナダルが6-4で先取。
そしてまた中継終了。こんなことするなら0時から録画で放送しろって!ヒドすぎ。
■その後
どうやらナダルが第二、三セットを6-0、6-1でとった模様。
前のナダルレポでも書いた、「ナダルはいい奴だから序盤は攻めさせてくれるけど、中盤からキレが増す」の法則と、「遠足は帰るまでが遠足です」の法則が発動したみたい。
やはり心技体の総合力を見極めるために、プロの試合は5セットなり3セットなりで勝敗を決めるんでしょうね。
■感想
第一セット以降は燃え尽きた?もののデビルダーのがんばりと運動神経に感動。柳さんもちょっと興奮してた。
でもなんだかんだで勝っちゃうナダル。
てか肝心なところで中継が終わるから2人の違いが書けないんですけど。デビルダーの体力が続かなかったとは限らないので。
■独り言
ナルバンディアン負けましたね。ナダ、フェデ、ジョコ討伐レンジャーの1人に任命したのに。。
残りのレンジャー、アルマグロ、フェレール、ダビデンコに期待です↑ 超新星の登場も期待です↑
そうゆう意味でも、コリアとかデビルダーみたいなちびっ子戦士達の工夫は日本人にとっては見所かもしれない。
ただ先天的な筋肉の質とかそうゆうのもあるだろうから戦い方をパクれるか疑問。コリアなんてめちゃ足速いし。
■リトルブレイバー
最近の選手は、クレーとはいえ多少球が深くても高い打点から叩く人が多い中、ナダルにスピンでストロークを挑むデビルダー。まさに小さな勇者である。しかも勝負所で早いタイミングでフラット系の強打を使うので、ナダルのバモスカウンターが使えない。
ラリーに関しては、デビルダーは常にジャンピングショット。これが果たして5セットでナダル相手に続くのか疑問。そのかわり、スピンをかけていることもあり球が深い。
よってナダルの方が球が浅い場面がちらほら。
もちろんお互いスピン主体なので、ナダルのカウンターは発動せず。体力とゲームの組み立てが勝負を分けるだろうと。
デビルダーはサーブもがんばっていた。最高スピードこそナダルより若干遅いものの、だいたい200キロ。ただレシーブ名人ナダルに試合後半に合わせられてきたら苦しいかもね。
第一セットは接戦であったが、デビルダーのミスとナダルの試合巧者ぶりでナダルが6-4で先取。
そしてまた中継終了。こんなことするなら0時から録画で放送しろって!ヒドすぎ。
■その後
どうやらナダルが第二、三セットを6-0、6-1でとった模様。
前のナダルレポでも書いた、「ナダルはいい奴だから序盤は攻めさせてくれるけど、中盤からキレが増す」の法則と、「遠足は帰るまでが遠足です」の法則が発動したみたい。
やはり心技体の総合力を見極めるために、プロの試合は5セットなり3セットなりで勝敗を決めるんでしょうね。
■感想
第一セット以降は燃え尽きた?もののデビルダーのがんばりと運動神経に感動。柳さんもちょっと興奮してた。
でもなんだかんだで勝っちゃうナダル。
てか肝心なところで中継が終わるから2人の違いが書けないんですけど。デビルダーの体力が続かなかったとは限らないので。
■独り言
ナルバンディアン負けましたね。ナダ、フェデ、ジョコ討伐レンジャーの1人に任命したのに。。
残りのレンジャー、アルマグロ、フェレール、ダビデンコに期待です↑ 超新星の登場も期待です↑
2008年05月29日
ジョコビッチ vs ロペス=ジャンの感想
ナダルに負けずにちびっ子達から声援をうけるジョコビッチ。初戦を乗り越え今日の調子はどうでしょう?
ロペスは初めまして。ランキングは264位だそう。がんばってるな~。
試合は終始ジョコビッチペース。カメラが近かったということもあり、両選手とも球が速く感じた。多少会場にいる気分になりましたね。
で、今日のジョコビッチはドロップ以外はイケイケなイケビッチだった。前にも書いた守備の強さ、そしてロペスがちょっとあまいループボールを打つとドカン。
もちろん強いけど、ジョコビッチが凄まじく強いというよりロペスが正攻法でいきすぎなような。ランキング的にはやはり差があるわけで、ましてやストローク最強人類になりつつあるジョコビッチにガチで挑むのはキツイかと。
善戦したグレメルマイアはネットやドロップもおりまぜていたわけだし。
あと、ロペスはジョコビッチのスピン系のサーブに苦戦。たしかにバウンド後にぶっ飛ぶので大変そうでした。
そして試合はハイペースで進み、ソッコウ終了。ジョコビッチが完璧な試合をして調子は上向き。もしナダルと当たるなら楽しみ。ドロップとられるのはご愛嬌です。成功したの1回だけでしたね。
自分もドロップ多いので勝手に親近感抱いてます笑
前にスクールのコーチに10年早いとか言われたけど、試合でやらずに身につくかって話ですよね。
その後ゲーム形式でドロップでポイントとってやりましたよ、ええ。
てかジョコビッチだったからあまり良いところが目立たなかったけど、ロペスぐらいストローク打てる人が264位なATPの層の厚さにはビビリます。まぁ怪我もあってランキング低いみたいですが。
■マレー 対 アカスソをほんのちょっと
去年までテニス放送にハブかれていたので、マレーの試合を観るのは初めて。カメラがさらに近づき臨場感MAX。
お風呂にはいっていて、あがったらもう第三セット。第二セット22分とか速すぎだろと。。
で、第三セットはどこが見所だったかというと不明。ちょっと試合に入り込めませんでした。
あえて言うならアカスソの凡ミスが多かった気が。
あとマレーのレシーブがよかった。ストロークは初めてみたのでなんともいえず。アカスソは調子悪そうだったので次のアルマグロ戦でマレーのクレーでの真価が問われそうですね。
ロペスは初めまして。ランキングは264位だそう。がんばってるな~。
試合は終始ジョコビッチペース。カメラが近かったということもあり、両選手とも球が速く感じた。多少会場にいる気分になりましたね。
で、今日のジョコビッチはドロップ以外はイケイケなイケビッチだった。前にも書いた守備の強さ、そしてロペスがちょっとあまいループボールを打つとドカン。
もちろん強いけど、ジョコビッチが凄まじく強いというよりロペスが正攻法でいきすぎなような。ランキング的にはやはり差があるわけで、ましてやストローク最強人類になりつつあるジョコビッチにガチで挑むのはキツイかと。
善戦したグレメルマイアはネットやドロップもおりまぜていたわけだし。
あと、ロペスはジョコビッチのスピン系のサーブに苦戦。たしかにバウンド後にぶっ飛ぶので大変そうでした。
そして試合はハイペースで進み、ソッコウ終了。ジョコビッチが完璧な試合をして調子は上向き。もしナダルと当たるなら楽しみ。ドロップとられるのはご愛嬌です。成功したの1回だけでしたね。
自分もドロップ多いので勝手に親近感抱いてます笑
前にスクールのコーチに10年早いとか言われたけど、試合でやらずに身につくかって話ですよね。
その後ゲーム形式でドロップでポイントとってやりましたよ、ええ。
てかジョコビッチだったからあまり良いところが目立たなかったけど、ロペスぐらいストローク打てる人が264位なATPの層の厚さにはビビリます。まぁ怪我もあってランキング低いみたいですが。
■マレー 対 アカスソをほんのちょっと
去年までテニス放送にハブかれていたので、マレーの試合を観るのは初めて。カメラがさらに近づき臨場感MAX。
お風呂にはいっていて、あがったらもう第三セット。第二セット22分とか速すぎだろと。。
で、第三セットはどこが見所だったかというと不明。ちょっと試合に入り込めませんでした。
あえて言うならアカスソの凡ミスが多かった気が。
あとマレーのレシーブがよかった。ストロークは初めてみたのでなんともいえず。アカスソは調子悪そうだったので次のアルマグロ戦でマレーのクレーでの真価が問われそうですね。
2008年05月29日
ナダル vs ベルッチの感想
クエリーに続きこいつはという選手登場。その名はベルッチ。ブラジル出身。自分の友達に似ていてビビリました。
チャレンジャーで5勝だってさ。やる~↑
ここ2年間での全仏はフェデラーと仲良く青系のウェアだったナダルはグリーンなウェアで登場。フェデラーみたいにボッカンボッカン打っていかないだろうと予測。
2人のサッカー対決もみたいですね。
試合はぼーっと見ていたので内容はあまり覚えていません。
ただベルッチが恐れずにガンガン攻めていたような。ボールは回転多め。球が深かったのでナダルが微妙に押される場面もあったような。ただ解説の柳さんが指摘したように、ナダルはスライスやループボール、やや浅ボールを駆使して相手のタイミングをずらしていた。参考にさせてもらうよラファエル君。明日には記憶から消えているだろうけど・・・。
で、第一セットはミスが多いものの、ラリーではガッツリ打ちあいベルッチ善戦。ベルッチのスーパーなショットをナダルが取りまくるシーンありましたね。
ベルッチは初ナダルを体験。きっと未知との遭遇って感じたかもですね。
レベルは違いますが、僕も高校の体育祭の部活対抗リレーを走った時に、野球部の50m5秒台の先輩に軽く抜かれビビッた記憶があります。
でも何だかんだでナダルが第一セットを7-5で先取。で、中継終了。まぁナダルはいい奴なので最初は攻めさせてくれるけど、「試合中盤になるとキレがますの法則」がハンブルグでみられたのでベルッチに負けることはないだろうと。
それで0時からのWOWOWの中継の冒頭でナダルの結果速報。
やっぱりその後は第一セットより少ないゲーム数でナダルが勝利。
解説の方いわく「ナダルに勝つには1セットがんばっただけではダメです」とのこと。
遠足は帰るまでが遠足です、という名言?と同じですね。最後まで気抜くんじゃねぇぞみたいな。
ベルッチのポテンシャルは僕は素人なのでわかりかねますが、なんかそのうちトップ30以内にきそうな気が・・
■独り言
フェレーロ棄権とか悲しいぞ泣
チャレンジャーで5勝だってさ。やる~↑
ここ2年間での全仏はフェデラーと仲良く青系のウェアだったナダルはグリーンなウェアで登場。フェデラーみたいにボッカンボッカン打っていかないだろうと予測。
2人のサッカー対決もみたいですね。
試合はぼーっと見ていたので内容はあまり覚えていません。
ただベルッチが恐れずにガンガン攻めていたような。ボールは回転多め。球が深かったのでナダルが微妙に押される場面もあったような。ただ解説の柳さんが指摘したように、ナダルはスライスやループボール、やや浅ボールを駆使して相手のタイミングをずらしていた。参考にさせてもらうよラファエル君。明日には記憶から消えているだろうけど・・・。
で、第一セットはミスが多いものの、ラリーではガッツリ打ちあいベルッチ善戦。ベルッチのスーパーなショットをナダルが取りまくるシーンありましたね。
ベルッチは初ナダルを体験。きっと未知との遭遇って感じたかもですね。
レベルは違いますが、僕も高校の体育祭の部活対抗リレーを走った時に、野球部の50m5秒台の先輩に軽く抜かれビビッた記憶があります。
でも何だかんだでナダルが第一セットを7-5で先取。で、中継終了。まぁナダルはいい奴なので最初は攻めさせてくれるけど、「試合中盤になるとキレがますの法則」がハンブルグでみられたのでベルッチに負けることはないだろうと。
それで0時からのWOWOWの中継の冒頭でナダルの結果速報。
やっぱりその後は第一セットより少ないゲーム数でナダルが勝利。
解説の方いわく「ナダルに勝つには1セットがんばっただけではダメです」とのこと。
遠足は帰るまでが遠足です、という名言?と同じですね。最後まで気抜くんじゃねぇぞみたいな。
ベルッチのポテンシャルは僕は素人なのでわかりかねますが、なんかそのうちトップ30以内にきそうな気が・・
■独り言
フェレーロ棄権とか悲しいぞ泣
2008年05月27日
フェデラー vs クエリーをちょびっと
柳さんがしっかり解説してくれたので特に書くことがありません笑
いちよ悪あがきで書くけど;
フェデラーはいつも通り。ミスはご愛嬌で。あと、あのなんの前触れもなく繰り出される超絶アングルフォアは七不思議に認定。様々な状況で打てるのが認定ポイントです。
あと生でAIG見に行ったとき、僕の前でコンチネンタルグリップ(サーブ打つときの握り)であれやってました。しかも下がりながら。テニスお化けですね。
クエリーは今伸びてる?選手っぽい。初っ端フェデラーのわりにはストロークは良く打ててた。特に、振り回されてない状態では対等だった。しかし主導権とられたあとの守備とかカウンターがもう一息的なとこがちらほら。これが小さいようでデカイですよね。
で、柳さんもチラッとおっしゃられたのがジョコビッチの処理(守備)のうまさ。フォアのオープンスタンスなんか、少し角度ついた深い球でも何事もないように返してたりする。これ+ストロークの安定性と攻撃力がフェデ、ナダを猛追してる要素かもね。どうやら全米の決勝でフェデラーに紙一重で負けたのは本当らしい。ハードのマスターズ注目ですね。
で、試合はフェデラーの勝利。クエリー、サーブがんばろうぜ!彼はこれから化けるかもしれませんね。
■ここでニュースです。
管理人が大好きなコリアがチラっと出現しました。
試合はロブレドに1-3で敗北。しかし久々に見れて絶叫しました。
一瞬見た感想では、ラケットがヘッドにチェンジ。サーブが足を寄せるタイプに変更された。実はナダルも去年から変わってるの気づいてた?
相変わらずドロップ。そしてストロークのスピードアップ。
こんな感じです。
すこし幸せになりました笑
肩の怪我してなきゃどうなってたんだろうな~
■追記
午前1時半ころWOWOWつけたら、ちょうどピックアップゲームとかいうのでコリアとロブレドの試合のダイジェストが流れました。
コリアはあいかわらずダブルフォルトが多かったです。
攻撃的に打っているとはいえ14本は多すぎかと。改善中かもしれませんね。
でもストロークは全然よかったので、サーブの強化が成功すれば30位以内に復活もありえそうです。あと髪が長いです笑
いちよ悪あがきで書くけど;
フェデラーはいつも通り。ミスはご愛嬌で。あと、あのなんの前触れもなく繰り出される超絶アングルフォアは七不思議に認定。様々な状況で打てるのが認定ポイントです。
あと生でAIG見に行ったとき、僕の前でコンチネンタルグリップ(サーブ打つときの握り)であれやってました。しかも下がりながら。テニスお化けですね。
クエリーは今伸びてる?選手っぽい。初っ端フェデラーのわりにはストロークは良く打ててた。特に、振り回されてない状態では対等だった。しかし主導権とられたあとの守備とかカウンターがもう一息的なとこがちらほら。これが小さいようでデカイですよね。
で、柳さんもチラッとおっしゃられたのがジョコビッチの処理(守備)のうまさ。フォアのオープンスタンスなんか、少し角度ついた深い球でも何事もないように返してたりする。これ+ストロークの安定性と攻撃力がフェデ、ナダを猛追してる要素かもね。どうやら全米の決勝でフェデラーに紙一重で負けたのは本当らしい。ハードのマスターズ注目ですね。
で、試合はフェデラーの勝利。クエリー、サーブがんばろうぜ!彼はこれから化けるかもしれませんね。
■ここでニュースです。
管理人が大好きなコリアがチラっと出現しました。
試合はロブレドに1-3で敗北。しかし久々に見れて絶叫しました。
一瞬見た感想では、ラケットがヘッドにチェンジ。サーブが足を寄せるタイプに変更された。実はナダルも去年から変わってるの気づいてた?
相変わらずドロップ。そしてストロークのスピードアップ。
こんな感じです。
すこし幸せになりました笑
肩の怪我してなきゃどうなってたんだろうな~
■追記
午前1時半ころWOWOWつけたら、ちょうどピックアップゲームとかいうのでコリアとロブレドの試合のダイジェストが流れました。
コリアはあいかわらずダブルフォルトが多かったです。
攻撃的に打っているとはいえ14本は多すぎかと。改善中かもしれませんね。
でもストロークは全然よかったので、サーブの強化が成功すれば30位以内に復活もありえそうです。あと髪が長いです笑
2008年05月26日
ジョコ vs グレメルマイアをさらっと
この試合見ましたが、がっつりレポを書くほどでもない試合と判断したのでさらっと感想を。
ATPツアーファンのみなさんご存知の通り、昨日のジョコビッチはいつものガオラでの戦いぶりに比べたら、特に立ち上がりはイマイチビッチでした。
本人が言ってる通り、調子は最高とは言いがたいし、たしかにグレメルマイアが思い切りよく攻めていたことはあるものの、動きが硬い、使いどころがなんとなくなドロップ、安全にいきすぎて攻撃を食らうなんてことが多かった。まぁ第2セット中盤からは自分を取り戻し、第3セットで復活したわけだけど。しかし、またなんか5-3くらいから押され始め、5-5になって中継終了。ちなみにその後は7-5、6-2で勝ったみたい。
結局最終的な出来は「?」ですが、まぁ最初のウチは苦労しても、4回戦くらいから調子が上がればいいでしょう。
期待という意味で優勝予想はジョコビッチとしてます。だからがんばってちょ。
まぁナダルに勝ったとしても決勝でヘロヘロになってる気がしなくもないけど・・
ATPツアーファンのみなさんご存知の通り、昨日のジョコビッチはいつものガオラでの戦いぶりに比べたら、特に立ち上がりはイマイチビッチでした。
本人が言ってる通り、調子は最高とは言いがたいし、たしかにグレメルマイアが思い切りよく攻めていたことはあるものの、動きが硬い、使いどころがなんとなくなドロップ、安全にいきすぎて攻撃を食らうなんてことが多かった。まぁ第2セット中盤からは自分を取り戻し、第3セットで復活したわけだけど。しかし、またなんか5-3くらいから押され始め、5-5になって中継終了。ちなみにその後は7-5、6-2で勝ったみたい。
結局最終的な出来は「?」ですが、まぁ最初のウチは苦労しても、4回戦くらいから調子が上がればいいでしょう。
期待という意味で優勝予想はジョコビッチとしてます。だからがんばってちょ。
まぁナダルに勝ったとしても決勝でヘロヘロになってる気がしなくもないけど・・
2008年05月20日
ナダル vs フェデラーの雑感
準決の疲労具合が心配されるナダル、そして調子良さげなフェデラー。フェデラーがどれだけバックにきたトップスピンをさばけるか注目。
■先手必勝
フェデラーは初っ端から速い展開で進める。フォアの強打や、ストロークの深さ、コースが良く、ナダルはただ漠然と返す状況がちらほら。2006年の全仏決勝第一セットの時みたい。
ゲームは一気に5-2へ。
■魔法のマッサージ
その後、ナダルがトレーナーを呼びマッサージを受ける。
ここから、なぜかナダルの調子が上がり、球が深く入るようになってフェデラーも守備に回る場面が増える。
で、お馴染みのバック集中狙い作戦開始。執拗なまでにバックを狙い、急にフォア側へ→フェデラーなんとか拾う→ナダルがオープンコートへバモスor浅い球をフォアでアングルにバモス。って展開があったようななかったような。。
それで一気に5ゲーム連取で第一セットを奪取。
調子は悪くないぞフェデラー。落ち込まないで!
■先手必勝セカンドシーズン
いきなりナダルが2ゲーム連取。どうしたものかと見ていたら、フェデラーが復活し始めて、また第一セットのような攻めをみせる。まるでリピート再生のようにスコアはまた5-2。
■でもそんなの・・・
きっかけは忘れたけど、またナダルに流れが傾きポイントを量産。
解説の辻野さんがおっしゃられたように、ナダルは攻め方をマイナーチェンジ。少し早いタイミングでとらえ、バックだけでなくフォアへも配給。フェデラーのフォア側への角度のついたクロス→フェデラーがランニングショット→コースが甘いとナダルがガラ空きのバックへ打つ→フェデラー何とかとる→フォアへバモスorあえてまたバックに打ちネットプレー、みたいな展開がちらほら。いっきにスコアは6-5へ。
■怒ってます
フェデラーは絶対キープのサービスゲームなのに0-40になってしまう。このせいでフェデラーはプンスカし始める。
しかし、怒りをパワーにかえたらしく、オーバーヒット気味のファーストを決めまくる。去年の全英決勝第五セットとかぶるわー。
そしてタイブレークにもちこみ、調子を取り戻したフェデラーはタイブレークをもぎ取る。今日はなんかソウルを感じるぜフェデラー!
■王者だって必死です
第三セットはお互い2-2までキープ。このあとナダルが5-2まで進めるんだけれども、ちょっと内容が思い出せません。すいません。ただフェデラーがプンスカしてたことは覚えてます。たまには情熱的なフェデラーもどう?
でもプンスカが災いして、せっかくボールに早く入ったのに力んでネットに突き刺さっていたような・・・
あとナダルのレシーブが良かったです。マジで。フェデラーのファーストをささやかに深く返し、うまくラリーにもちこんでました。サーバーの使命は有利な状況を作りだすことなわけで、それを打破すればお互いイーブンだよねって話。
クレーならではですね。
で、なんやかんやでナダルが6-3でとり、セットカウント2-1で勝利。ハンブルグ初優勝。おめでと!
■感想
3セットならまだしも全仏は5セット。準決、決勝でナダルと当たるのはしんどいだろうなー。フェデラー、ジョコビッチだけでなく、ダビデンコ、ナルバンディアン、アルマグロ、フェレールあたりの奮起に期待。
密かに錦織君がカオスを巻き起こすことを願ってます笑
■感想追記
ちなみに、対ナダルに関してはジョコビッチの方が可能性があるな、と今大会の準決、決勝を見て感じた。
事実、攻めまくることができていたからこそ、ナダルのバモスカウンターが連発だったわけで。
フェデラーも攻めていたけど、やはりジョコビッチに比べたらラリーの主導権をナダルに持ってかれる率が高かったような。。。。
でも案外フェデラーとジョコビッチが試合すると・・・
■先手必勝
フェデラーは初っ端から速い展開で進める。フォアの強打や、ストロークの深さ、コースが良く、ナダルはただ漠然と返す状況がちらほら。2006年の全仏決勝第一セットの時みたい。
ゲームは一気に5-2へ。
■魔法のマッサージ
その後、ナダルがトレーナーを呼びマッサージを受ける。
ここから、なぜかナダルの調子が上がり、球が深く入るようになってフェデラーも守備に回る場面が増える。
で、お馴染みのバック集中狙い作戦開始。執拗なまでにバックを狙い、急にフォア側へ→フェデラーなんとか拾う→ナダルがオープンコートへバモスor浅い球をフォアでアングルにバモス。って展開があったようななかったような。。
それで一気に5ゲーム連取で第一セットを奪取。
調子は悪くないぞフェデラー。落ち込まないで!
■先手必勝セカンドシーズン
いきなりナダルが2ゲーム連取。どうしたものかと見ていたら、フェデラーが復活し始めて、また第一セットのような攻めをみせる。まるでリピート再生のようにスコアはまた5-2。
■でもそんなの・・・
きっかけは忘れたけど、またナダルに流れが傾きポイントを量産。
解説の辻野さんがおっしゃられたように、ナダルは攻め方をマイナーチェンジ。少し早いタイミングでとらえ、バックだけでなくフォアへも配給。フェデラーのフォア側への角度のついたクロス→フェデラーがランニングショット→コースが甘いとナダルがガラ空きのバックへ打つ→フェデラー何とかとる→フォアへバモスorあえてまたバックに打ちネットプレー、みたいな展開がちらほら。いっきにスコアは6-5へ。
■怒ってます
フェデラーは絶対キープのサービスゲームなのに0-40になってしまう。このせいでフェデラーはプンスカし始める。
しかし、怒りをパワーにかえたらしく、オーバーヒット気味のファーストを決めまくる。去年の全英決勝第五セットとかぶるわー。
そしてタイブレークにもちこみ、調子を取り戻したフェデラーはタイブレークをもぎ取る。今日はなんかソウルを感じるぜフェデラー!
■王者だって必死です
第三セットはお互い2-2までキープ。このあとナダルが5-2まで進めるんだけれども、ちょっと内容が思い出せません。すいません。ただフェデラーがプンスカしてたことは覚えてます。たまには情熱的なフェデラーもどう?
でもプンスカが災いして、せっかくボールに早く入ったのに力んでネットに突き刺さっていたような・・・
あとナダルのレシーブが良かったです。マジで。フェデラーのファーストをささやかに深く返し、うまくラリーにもちこんでました。サーバーの使命は有利な状況を作りだすことなわけで、それを打破すればお互いイーブンだよねって話。
クレーならではですね。
で、なんやかんやでナダルが6-3でとり、セットカウント2-1で勝利。ハンブルグ初優勝。おめでと!
■感想
3セットならまだしも全仏は5セット。準決、決勝でナダルと当たるのはしんどいだろうなー。フェデラー、ジョコビッチだけでなく、ダビデンコ、ナルバンディアン、アルマグロ、フェレールあたりの奮起に期待。
密かに錦織君がカオスを巻き起こすことを願ってます笑
■感想追記
ちなみに、対ナダルに関してはジョコビッチの方が可能性があるな、と今大会の準決、決勝を見て感じた。
事実、攻めまくることができていたからこそ、ナダルのバモスカウンターが連発だったわけで。
フェデラーも攻めていたけど、やはりジョコビッチに比べたらラリーの主導権をナダルに持ってかれる率が高かったような。。。。
でも案外フェデラーとジョコビッチが試合すると・・・
2008年05月18日
ナダル vs ジョコビッチの雑感
自己紹介のすんだところで、さっそく昨日のマスターズの準決勝について書きます。
第一試合はフェデラーとセッピ。セッピもフォアで何度か見せ場を作るが、フェデラーが華麗に試合を支配。
久々にガオラでフェデラーらしい試合を観れた。
続いて今日のメインの第二試合。結果によってはナダルとジョコビッチの順位が入れ替わるんだってさ。
■ぶっ込んでいくんでヨロシク~
第一セット、ジョコビッチが凄まじい勢いでガンガン攻める。え~っと、ここクレーだよね?ってくらい。
ナダルは攻められまくられ、あっという間に0-3。
自分としては、この時点ではジョコビッチがこのテンションを維持できれば勝つだろうと予測。逆に3セットにもつれたら、ローマの決勝やってすぐハンブルグだし、ガス欠になるかなと。。
0-3からナダルはループボールを混ぜ、少しラリーのスピードを落とし、拾いまくり大作戦開始。
こうしろとは言わないけど、ジュニアの選手はここからのナダルの工夫ぶりを目に焼き付けよう!
■らしさ全開
ジョコビッチは早いタイミングで攻撃をしたいが、ミスが増えはじめる。だんだんナダルのカウンターが炸裂し始め、いつの間にやら立場が逆転。ナダルが第一セット先取。
■今年ノリに乗ってるのは・・僕です!
第二セットの序盤もナダルペース。ちょっと昨日のことなんで正確に覚えてないですが、何ゲームからか、ジョコビッチが無茶をやめて無理をすることに変更。
すなわち、常にナダルのスピンの効いた球を強引にライジングで叩くのではなく、ある程度展開を作ってから、打ち込み→ネットという攻めを開始。もちろんストロークで決まることもあったべさ。
ナダルの猛ダッシュやカウンターなどがあったものの、ジョコビッチは常時攻撃的に振る舞い、第二セットを6-2で奪取。
でもスコア以上に内容の濃度はハンパなかった↑
■精神論をバカにするな
第三セットもジョコビッチは攻撃的に。
しかし、ナダルはフィジカル的に変わらない様子だが、ジョコビッチは中盤あたりから疲れが見える。予想が当たってしまった;
第一セットからジョコビッチの表情をカメラがとらえる度に、1ポイントで体力使ってるな~と感じてたけど、ここで少し肩で息をし始める。無理もない、ローマから続けて試合+ナダルに対して終始攻撃、なんて相当疲れるでしょ。
しかもゲームポイントでガットが切れるというショックな出来事が・・
それでもジョコビッチは粘る。みんな見習おう。「最後まであきらめるな」をジョコビッチは体現。
結局、最後はナダルが8回のデュースを経てマッチポイントを奪取。スコアは6-2だけど内容はまたまた濃度が高かった↑
■感想
極端に表現すると。最強の矛 対 最強の盾、の対決だった。もちろんこのレベルの選手は攻守に長けているんだけれども。
で、試合内容は自分的には今年最高のものだった。
レポートには書かなかったけど、スーパーショットの数々や
張り詰めた緊張感が試合に漂い、二人の意地がぶつかりあって感動しました。
ただテニスに懸けている有望なジュニア諸君は、この試合を「スゲー」で終わらせるのではなく、彼らの工夫や闘志、もちろんフットワーク、駆け引き、創造性を参考にすることをオススメします。
お兄さんとの約束だっ!!
全仏はどうなるんでしょうね。次当たるときは決勝かな?
今回ジョコビッチは多少体力面で、ナダルより日程がきつかったので限りなくイーブンな状態で試合を観たい。
そういえば、ナダルの足のマメどうした?笑 今回の試合は影響を感じなかったけど、今日の決勝で再発があったり、なかったり?全仏は5セットだしなー。
昨日の試合は、最後の実況の鍋島さんがおっしゃられた「今日の勝者は2人ですが、明日ナダルが代表して決勝を戦います」という言葉が印象的でした。まさにその通りの試合でした。
第一試合はフェデラーとセッピ。セッピもフォアで何度か見せ場を作るが、フェデラーが華麗に試合を支配。
久々にガオラでフェデラーらしい試合を観れた。
続いて今日のメインの第二試合。結果によってはナダルとジョコビッチの順位が入れ替わるんだってさ。
■ぶっ込んでいくんでヨロシク~
第一セット、ジョコビッチが凄まじい勢いでガンガン攻める。え~っと、ここクレーだよね?ってくらい。
ナダルは攻められまくられ、あっという間に0-3。
自分としては、この時点ではジョコビッチがこのテンションを維持できれば勝つだろうと予測。逆に3セットにもつれたら、ローマの決勝やってすぐハンブルグだし、ガス欠になるかなと。。
0-3からナダルはループボールを混ぜ、少しラリーのスピードを落とし、拾いまくり大作戦開始。
こうしろとは言わないけど、ジュニアの選手はここからのナダルの工夫ぶりを目に焼き付けよう!
■らしさ全開
ジョコビッチは早いタイミングで攻撃をしたいが、ミスが増えはじめる。だんだんナダルのカウンターが炸裂し始め、いつの間にやら立場が逆転。ナダルが第一セット先取。
■今年ノリに乗ってるのは・・僕です!
第二セットの序盤もナダルペース。ちょっと昨日のことなんで正確に覚えてないですが、何ゲームからか、ジョコビッチが無茶をやめて無理をすることに変更。
すなわち、常にナダルのスピンの効いた球を強引にライジングで叩くのではなく、ある程度展開を作ってから、打ち込み→ネットという攻めを開始。もちろんストロークで決まることもあったべさ。
ナダルの猛ダッシュやカウンターなどがあったものの、ジョコビッチは常時攻撃的に振る舞い、第二セットを6-2で奪取。
でもスコア以上に内容の濃度はハンパなかった↑
■精神論をバカにするな
第三セットもジョコビッチは攻撃的に。
しかし、ナダルはフィジカル的に変わらない様子だが、ジョコビッチは中盤あたりから疲れが見える。予想が当たってしまった;
第一セットからジョコビッチの表情をカメラがとらえる度に、1ポイントで体力使ってるな~と感じてたけど、ここで少し肩で息をし始める。無理もない、ローマから続けて試合+ナダルに対して終始攻撃、なんて相当疲れるでしょ。
しかもゲームポイントでガットが切れるというショックな出来事が・・
それでもジョコビッチは粘る。みんな見習おう。「最後まであきらめるな」をジョコビッチは体現。
結局、最後はナダルが8回のデュースを経てマッチポイントを奪取。スコアは6-2だけど内容はまたまた濃度が高かった↑
■感想
極端に表現すると。最強の矛 対 最強の盾、の対決だった。もちろんこのレベルの選手は攻守に長けているんだけれども。
で、試合内容は自分的には今年最高のものだった。
レポートには書かなかったけど、スーパーショットの数々や
張り詰めた緊張感が試合に漂い、二人の意地がぶつかりあって感動しました。
ただテニスに懸けている有望なジュニア諸君は、この試合を「スゲー」で終わらせるのではなく、彼らの工夫や闘志、もちろんフットワーク、駆け引き、創造性を参考にすることをオススメします。
お兄さんとの約束だっ!!
全仏はどうなるんでしょうね。次当たるときは決勝かな?
今回ジョコビッチは多少体力面で、ナダルより日程がきつかったので限りなくイーブンな状態で試合を観たい。
そういえば、ナダルの足のマメどうした?笑 今回の試合は影響を感じなかったけど、今日の決勝で再発があったり、なかったり?全仏は5セットだしなー。
昨日の試合は、最後の実況の鍋島さんがおっしゃられた「今日の勝者は2人ですが、明日ナダルが代表して決勝を戦います」という言葉が印象的でした。まさにその通りの試合でした。